学部横断ゼミブログ

2012.04.18

フェーズ1②・・・チームで働く力

ブログ投稿者:教育GP推進チーム 伊藤普子

フェーズ1②・・・チームで働く力01

4月16日(月)、第2回目の授業が行われました。今回は「社会人基礎力」について教員から説明がありました。本授業では、経済産業省が2006年から提唱している「社会人基礎力」を指標にして、ゼミ活動について授業ごとに書くSNS上での日記や、キャリアコンサルタントとの3回の面談を通して、自分自身の行動について振り返りをすることを大切にしています。

*社会人基礎力・・・「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの能力(12の能力要素)から構成されており、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」として、経済産業省が2006年から提唱しています。
経済産業省ホームページ→http://www.meti.go.jp/policy/kisoryoku/index.htm

フェーズ1②・・・チームで働く力

社会人基礎力と聞くと多くの学生は「就職して役立つ力」と思うようです。石森社会学部准教授からは仕事をする上だけの力ではなく、人間として生きていく上で必要な姿勢であること、その力をこのゼミで試すとき、失敗を恐れずに自分で考えて行動してほしいと説明がありました。

社会人基礎力は3つの能力をさらに12の能力要素にわけていますが、「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」という3つの能力の中でも 「チームで働く力」に6つもの能力要素があるとしています。このゼミでは、チームで活動していきます。稲増社会学部助教の日記には、飛躍的成長をとげた学生たちの成長の源は「同じチームのメンバーたちだった」と書いてありました。そして「一人では諦めてしまうことも、チームでなら最後までやろうと思う。一 人ならまあいいかと妥協することでも、他の誰かが頑張っていれば、自分も頑張ろうと思う。そうして、みんな自分の中の壁を破っていったのだと思います」と 書いてありました。チームメンバー同士の切磋琢磨する姿をぜひ見せてほしいと思います。

フェーズ1②・・・チームで働く力03
学生の眠れる可能性、学生自身がまだ気づいていない能力をいかに引き出していくかが、このゼミの大きな役割だと思います。その力を実際に伸ばしていくのは学生自身ですが、この三学部横断ゼミでは<気づきの場>がたくさんあります。三学部の学生が一緒に課題に取り組むという普通のゼミとは全く違う環境下での チーム作業は大変な部分もありますが、新しい自分を発見できる機会にしてくれることを期待します。