学部横断ゼミブログ

2012.01.19

2011年度後期個別最終授業

ブログ投稿者:教育GP推進チーム 伊藤普子

2011年度後期個別最終授業01
1月16日(月)・17日(火)は、月曜2時限、月曜3時限、火曜3時限各クラスの2011年度後期の最終授業となりました。
毎回、最終の個別授業には、「横断ゼミの経験をもとにESを書いてみる」がテーマです。はじめてES(エントリーシート)を書く学生に教員からのレクチャー後、昨年度履修した4年生に就職活動について語ってもらいました。
2011年度後期個別最終授業02
学生3人に協力してもらいましたが、3人とも「就職活動でアピールすることは大学生活で何を頑張ったか。就職活動のために資格をとるくらいなら、毎日の生活を大切にしたほうがいい」と話してくれました。全く違う業界に4月から就職する彼らですが、3人とも就職活動のピリピリした雰囲気にのまれることなく、自分自身を持って挑んだ結果が内定につながったのでしょう。
2011年度後期個別最終授業03
9月中旬からスタートした授業も終わりました。4ヶ月という短い間でしたが、この授業で感じとったことはそれぞれ違うと思います。心に感じたことをそのままにするのではなく、次のステップに進むために何をすべきかを考え、行動に起こすことができるようなってほしいと思います。
2011年度後期個別最終授業04

今回の授業の学生の日記を紹介します。
「「ES に横断ゼミを書くことは悪くないけど、横断ゼミをやったのはたったの半年間でしかない」。初めて、先輩にこの話を聞いたとき、正直にいえば少しショックを受けた。こんなに一生懸命にやって、頑張って、それなのに「たったの半年の出来事」であって、大学生になってからのほんの一部でしかないことがショックだった。だけど、横断ゼミを終えた今は、少し考え方が変わった。横断ゼミだけを見れば確かに半年の出来事だと思う。だから、それ以外の期間は何をしたの? と思われることも当然だと思う。ならば、絶えず横断ゼミのような、特殊な事をしなくてはいけないのかと言ったら、そうでもないと思う。私は、学内発表会が 終わってから。以前にもましてやりたいことが増えた。本当に些細なこと(散歩したいなとか)も含めて本当にやりたいことだらけになった。それはきっと、発表会までの、余るほどの充実感が忘れられないからだと思う。これからの私には、こうして生まれたやりたいことの一つ一つが、きっと大切なのだと思う。やりたいことを、どんどん、どんどん、積極的に行い、いろいろな経験をすること。きっと視野が広がるだろう。新しい考えが生まれるだろう。横断ゼミは、私にこのようなことを考えさせてくれる大きなきっかけになった。やりたいことだけではない。団体で行動するうえで大切なこと・自分に向いている作業・好きな作業・・・色々なことを知るきっかけにもなった。横断ゼミが終わってまだあまり時間がたっていない、現在の自分の気持ちとか考えさえ無駄にしなければ、横断ゼミは「たった四か月の出来事」にはならないだろう。」

最後になりましたが、授業にご協力いただきました株式会社井口機工製作所、栄香料株式会社、三球電機株式会社、鈴茂器工株式会社、マサル工業株式会社、三笠製薬株式会社の皆様に心からお礼申し上げます。