学部横断ゼミブログ

2012.01.19
2011年度後期個別最終授業
ブログ投稿者:教育GP推進チーム 伊藤普子

毎回、最終の個別授業には、「横断ゼミの経験をもとにESを書いてみる」がテーマです。はじめてES(エントリーシート)を書く学生に教員からのレクチャー後、昨年度履修した4年生に就職活動について語ってもらいました。



今回の授業の学生の日記を紹介します。
「「ES に横断ゼミを書くことは悪くないけど、横断ゼミをやったのはたったの半年間でしかない」。初めて、先輩にこの話を聞いたとき、正直にいえば少しショックを受けた。こんなに一生懸命にやって、頑張って、それなのに「たったの半年の出来事」であって、大学生になってからのほんの一部でしかないことがショックだった。だけど、横断ゼミを終えた今は、少し考え方が変わった。横断ゼミだけを見れば確かに半年の出来事だと思う。だから、それ以外の期間は何をしたの? と思われることも当然だと思う。ならば、絶えず横断ゼミのような、特殊な事をしなくてはいけないのかと言ったら、そうでもないと思う。私は、学内発表会が 終わってから。以前にもましてやりたいことが増えた。本当に些細なこと(散歩したいなとか)も含めて本当にやりたいことだらけになった。それはきっと、発表会までの、余るほどの充実感が忘れられないからだと思う。これからの私には、こうして生まれたやりたいことの一つ一つが、きっと大切なのだと思う。やりたいことを、どんどん、どんどん、積極的に行い、いろいろな経験をすること。きっと視野が広がるだろう。新しい考えが生まれるだろう。横断ゼミは、私にこのようなことを考えさせてくれる大きなきっかけになった。やりたいことだけではない。団体で行動するうえで大切なこと・自分に向いている作業・好きな作業・・・色々なことを知るきっかけにもなった。横断ゼミが終わってまだあまり時間がたっていない、現在の自分の気持ちとか考えさえ無駄にしなければ、横断ゼミは「たった四か月の出来事」にはならないだろう。」