学部横断ゼミブログ

2011.10.14

フェーズ1④・・・日記

ブログ投稿者:教育GP推進チーム 伊藤 普子

フェーズ1④・・・日記01

10月10日(月)、11日(火)に授業が行われました。8日の合同授業で、たくさんの情報を企業様からのプレゼンテーションや懇談で得ることができました。 しかし、今回の情報をまとめることが課題ではありません。この情報から自分達で調べて、考えて、創造したものを企業様の前に発表することが求められます。

これは授業です。結果も大切ですが、重要なことは「課題を解決する方法論を今まで学んだ専門知識を生かしながら見つけること」「チームワーク」「ディスカッ ションで様々な意見に触れること」「聴く耳を持つこと」など課題解決に至るプロセスです。このプロセスで何を学んだのかを深く考えていくために、授業用の SNS上で日記を書くという作業があります。この作業をおろそかにすると、いかに課題解決のプレゼンテーションが成功したとしても、自分の成長や課題に気付かないで終わってしまいます。

フェーズ1④・・・日記02
課題は各学部とも漠然としています。何から調べていいのか戸惑います。そのためには多くの情報が必要になり、調べるという作業が大切になります。学部や学科によっても課題解決のアプローチは違います。そこに気付いた学生が日記にこう書いてありました。
「話し合いは進まなかったが、チームとして本音を出せる雰囲気はできつつあることに気付けたことは大きい。社会学科とメディア社会学科の違いにも気づけた。社会学科は調査を通して事実から法則を見つけ出すことがメインだが、メディア社会学科は事実を咀嚼し編集して表現することが多い。普段は考えることの少ない 学科の差を捉えられたことは、自分が大学で何を学んでいるかを明らかにしてくれた。互いの知識をフェーズ1で発揮していきたい」。この日記を読んで、なる ほどと思った学生も多かったと思います。他の学生の考えたこともSNSの日記から学ぶことができます。
フェーズ1④・・・日記03
「なぜ日記を書くのか?」ということを聞く学生は毎回います。それはこの授業は活動のプロセスを大切にしているからだということ、自分に向き合うことでいろい ろな気付きがあること、それを言葉にすることでもう一度その気付きを再確認できることとたくさんのメリットがあるからです。ぜひ授業後の「日記を書く」作業を面倒だと思わず、取り組んでほしいと思います。