学部横断ゼミブログ

2011.10.11

第1回合同授業

ブログ投稿者:教育GP推進チーム 伊藤 普子

 第1回合同授業01

10月8日(土)は、企業様をお迎えして合同授業を行いました。
慣れないスーツに身を包み、企業様を前に緊張しながらも、目を輝かせている学生たちの顔が印象的でした。

午前中は、各クラス分かれて担当企業様から事業概要のプレゼンテーション、午後は日本生産性本部による社会人基礎力のレクチャー、企業様と学生との懇談会を 行いました。また企業様と学生との懇談会の合間を縫って、学生たちは交代で日本生産性本部認定のキャリアコンサルタントとの面談を行いました。

この授業では1回目の合同授業の際と、11月の中間発表会の午後、1月の合同授業の際、計3回キャリアコンサルタントとの面談を行います。面談前には学生たちには、経済産業省の提唱する社会人基礎力の12の項目ごとに「現状の行動」「目標とする行動」そして「目標にむけた具体的な取り組み」を記入させていま す。この記入シートを基にキャリアコンサルタントとじっくり話し合うことで、自分が伸ばすべき力、自分が持っている力など再確認し、今後の三学部横断ゼミの活動はもちろん、生活全般においても効果の高い活動を行うことを目標としています。
学生たちは、キャリアコンサルタントとの面談を通して、「自分を見つめ直す」いいきっかけになったのではないでしょうか。

 第1回合同授業02

第1回目の合同授業では、日本生産性本部に社会人基礎力についてのレクチャーをしていただいていますが、今回のお話の中では、社会人基礎力の大切な3つの柱 として、「理解すること」「体験すること」「自己評価能力を高めること」という説明がありました。そして「体験する」という中で、失敗することもあるが、 「失敗してもそれを許せるチームを作ることが大切」という言葉がありました。学生たちの日記にもこのことに深く共感したという感想が書かれていましたが、 ぜひこの言葉を忘れずに活動に取り組んでほしいと思いました。

さて、今回の授業では、多くの情報を得ることができ、刺激的だったと思いま す。村山人文学部助教の日記にこう書いてありました。「これからプロジェクトを進めていく上で、どれも大切な情報となるので、垂れ流しにするのではなく、 しっかりと蓄えておきましょう。必要なときに引き出せるようにするためには、情報の整理が必要です。企業の情報や面談を通しての自分の情報、チームメンバーの情報など、思い返しながら整理してみて下さい。記憶には限界があるので、分かったことを記録しておくと後で役立ちます。」

これらの情報をどう料理していくかは、自分達次第です。11月12日に学生たちがこれらの情報を基に、どんなご馳走に課題を仕上がるのか楽しみになってきました。

最後になりましたが、お忙しい中、大学まで足を運んでいただき、長い時間お付き合い頂きました企業の皆様にこの場をお借りしてお礼申し上げます。