学部横断ゼミブログ

2011.10.05

フェーズ1③・・・学部別の活動スタート

ブログ投稿者:教育GP推進チーム 伊藤 普子

フェーズ1③・・・学部別の活動スタート01

10月3日(月)、4日(火)はいよいよ学部別の授業が始まりました。

フェー ズ1では、経済学部は「担当企業の事業内容を予備知識のない大学生にも理解できるような形でまとめる」、人文学部は「担当企業の重視している理念や企業文 化を読みとり、企業風土を探る」、社会学部は「CSRという概念を調べる」と各学部与えられた課題に取り組んでいきます。

各学部とも「フェーズ1で何が求められているか」について教員が学生に再確認した後、グループワークが始まりました。「準備不足」「沈黙が続いた」などなれないグループワークに戸惑う学生の様子が授業後の日記でも見られました。

フェーズ1③・・・学部別の活動スタート02
山下社会学部教授は日記にグループワークについてこのように書いていました。「グループ作業においては、グループの中で与えられた個々の責任をしっかり果たす努力をしましょう。今日できることは、明日に先延ばしにしない。せめて言われたことは、即実行する。「○○したつもり」「やったはず」で終わらせず、結果をきちんと確認する。わからないことがあれば、教員や他のメンバーなどに質問するなど、そのまま放置しない。グループ作業は、自分ひとりでの活動と違い、自分が思い描いた予定通りに進まないことだらけです。常に一歩先を見て、自分の言動が他のメンバーやグループのパフォーマンスにどんな影響を与えるのかを意識して、自発的に活動に取り組んでください。」
フェーズ1③・・・学部別の活動スタート03

グループの様子を理解していくには、実際に会って作業するだけではなく、授業用SNSにて同じグループの学生の日記を見たり、SNSにアップされたデータなどを確認していくことも大切な作業となっていきます。

ある学生は今回の授業後このようなことを書いていました。
「初めてのグループ活動であったが、積極的に意見を交わすことができたと思う。そのなかで、自分の考えを提案し、またメンバーの意見から新たな考えを吸収できたことから、自分のなかの「働きかけ力」「傾聴力」を伸ばすことができたように思う。1人で成長することは難しくても、仲間と意見を交わし、考えを吸収することで、自分の力をも伸ばすことができることを学ぶことができた一日だった。」

10月8日(土)は、いよいよ課題提供企業様をお招きしての授業となります。