学部横断ゼミブログ

2011.07.13

最後の個別授業

ブログ投稿者:教育GP推進チーム 伊藤 普子

最後の個別授業01
7月11日、12日は各曜限における最後の個別授業となりました。
今回の授業のテーマは、「横断ゼミの経験をもとにESを書いてみる」——。はじめてESを書く彼らに、教員からのレクチャーがあった後、昨年度前期履修した4年生から、就職活動について語ってもらいました。
最後の個別授業02
今回3人の4年生に授業のゲストスピーカーとして協力してもらいましたが、彼らがこの授業を履修して就職活動に生かせたことは、「自己分析」「グループディ スカッション」だったと口をそろえて話していました。この授業では多くの学生が<他学部の学生との視点の違い>を感じ、それを受け入れることの難しさを実 感し、議論がスムーズに進まないことを経験しています。同じような状況が就職活動のグループディスカッションでも起きても、とまどうことなく取り組めたと 言います。また、授業での日記を通して自分を見つめることができ、授業後も続けたという学生がいました。日記を読み返すことで、自分を振り返ることができ て、ESを書くときにも役立ったということでした。
最後の個別授業03

就職活動を終えた後の学生たちの顔つきは、大人っぽくなります。何度も面接で落ちたり、ESや面接対策のために自己分析していくうちに、とても落ち着いた雰 囲気になるのはなぜなのでしょう?一人の学生が、「部活を頑張るのも、ゼミを頑張るのも、就職活動を頑張るのもすべては自己責任。」と話していましたが、 自分で決めた人生を受け入れていくことが大切であり、実はとても難しいことなのだと思いました。そして、就職活動を通して、社会に出て行くという自分を受 け入れたときに、学生たちの表情がとてもたくましくなるのかもしれません。

授業は残り7月16日の合同授業だけとなりました。