学部横断ゼミブログ

2011.06.23
フェーズ2③・・・考える時間
ブログ投稿者:教育GP推進チーム 伊藤 普子

この授業では、学生は授業後48時間以内にその日の自分の活動を振り返り、ブログの形で記入します。自分の活動を振り返るということは普段の授業でもなかなかしないことだと思いますし、それに加えて自分の考えを教員や同じ授業を履修している学生に文字として見せるという機会はなかなかありません。
はじめのうちは戸惑いを見せている学生も、だんだん授業が進むうちに、自分の思いや授業での反省などを日記に書き始めます。いい日記を書いているなと思う学生は、授業の中で本当に成長していきます。自分を冷静に見つめることが、三学部横断ゼミでの自分の立ち位置を確認できることにつながるからです。

このブログを書くという時間を大切にしているかどうかは、日記を読むと分かります。文章が短くても<気付き>を感じられる日記もありますし、長い文章を書いていても、何が言いたいのか分からないと思うこともあります。ブログを書くという時間を大切にしている学生は、この授業に係らず物事に対する取り組み方への<本気>を感じます。
深く考え、感じることは本当に大切なことです。嫌なことでも逃げることなく静かに向かい合ってみる。考えることによって必ず何か見えてきます。それが授業でブログに取り組ませる一つの理由でもあります。

授業でのブログの取り組み方をもう一歩見直してみると、きっと毎回の授業への参加の仕方も変わってくると思います。