学部横断ゼミブログ

2011.05.12

フェーズ1②・・・もう一粘りの大切さ

ブログ投稿者:教育GP推進チーム 伊藤 普子

フェーズ1②・・・もう一粘りの大切さ02

5月9日(月)、10日(火)とフェーズ1の2回目授業が行われました。

学生たちの「やる気」に中間発表会が楽しみになってきました。

まだ各学部の課題に向けて調査をスタートしたばかり。情報がなかなか集まらなかったり、集めてもどういう風にその情報を活用していけばいいのか戸惑っている様子でした。

授業では、「今ある資料から、まだ気付いていない情報があるのでは?」「最終目標は何?もう一度見直して」「SNSで情報の共有を図ったほうが授業中の議論がスムーズにいく」など教員からの適宜アドバイスがされていました。

フェーズ1②・・・もう一粘りの大切さ01

この授業では、課題だけ与えられ、発表内容は学生に任されています。教員は学生たちの自主的な活動に対して、アドバイスしたり、時々軌道修正したりしていきます。とにかく自分たちで「考え」「作り上げる」作業が必要になります。

資料の中からはさまざまな発見があります。「もうこれ以上読み取れない」と思うのではなく、「もう一粘りする」ことも大切です。このゼミでは協働で作業するからこそ、その一粘りも頑張れます。考えがどんどん膨らんでいくと楽しくなり、その考えを仲間と共有していくとさらに作業が楽しくなります。作業に対して「あきらめない気持ち」が大切です。

フェーズ1②・・・もう一粘りの大切さ03

笠原助教の日記に「重要なことは担当企業について「もっと知りたい」という気持ちが出てくることです。そして、調べたことが次につながり、更にチームで共有していくことで、情報が点から線、線から面へと広がっていくように感じられると思います。」と書いてありました。

今はとにかく情報を集めて、考えを膨らませていくことが大切。どんな<面>が仕上がるのか、学生たちの「もう一粘り」に期待します。