学部横断ゼミブログ

2010.12.08
12月6日・7日フェーズ2・・・他人を知り、自分も知る
ブログ投稿者:教育GP推進チーム 伊藤普子

この授業では、毎回授業後24時間以内に日記を書きます。
ただ書くのではなく、活動記録として今日やったことを振り返る時間を持つことが狙いです。チームでの活動や自分自身のことを省みて、「私は今日どれだけチームの役に立っただろう?」「あの発言で伝わったのかな?」など振り返ります。
日記を授業用SNS上で公開するのでほかの履修生はもちろん、教員・企業の担当者も見ることができます。そうなると、どうしても建前だけで終わってしまっている日記も出てきます。でも前回の授業の後、日記の内容が変わったなと思う学生が増えました。読んでいて共感できるのです。悩みや思っていることをありのままに表現して、真剣さが伝わってきます。

ある学生がこう書いていました。
「このSNSを使って毎回の授業後に日記を書くなんて、と私はずっと思っていました。徐々に慣れていき、苦には感じなくなってきましたが、いまいち重要さを見出せませんでした。でも、今やっとわかった気がしました。みんなの日記を読むことで、話していてもわからないみんなの考えや思いというものが視覚的に出ていて、それは最初から分かっていましたが、今回自分も意識を改めさせられるものだと思いました。このSNSがなかったら、自分では気づくことができなかったことがたくさんあり、そのまま気づかず1人で突っ走っていた気がします。私にとって、このSNSはストッパーみたいな役割であると思いました。」
「このSNSを使って毎回の授業後に日記を書くなんて、と私はずっと思っていました。徐々に慣れていき、苦には感じなくなってきましたが、いまいち重要さを見出せませんでした。でも、今やっとわかった気がしました。みんなの日記を読むことで、話していてもわからないみんなの考えや思いというものが視覚的に出ていて、それは最初から分かっていましたが、今回自分も意識を改めさせられるものだと思いました。このSNSがなかったら、自分では気づくことができなかったことがたくさんあり、そのまま気づかず1人で突っ走っていた気がします。私にとって、このSNSはストッパーみたいな役割であると思いました。」

ほかの学生のブログを読むことで、相手の考えを知ることができよりよいチームワークにつながります。そして他人の考えを知ることで、「自分」との成長や自己理解ができる大切なパーツが日記なのです。
来週は発表会前の最後の授業となります。2010年度後期三学部横断ゼミのゴールももう少しです。