学部横断ゼミブログ

2010.10.05
第2回授業・・・第2回ガイダンス
ブログ投稿者:教育GP推進チーム 伊藤普子

今回も授業のガイダンスが行われました。

初めに人文学部教員からガイドブックの説明が行われ、次に社会学部教員より<社会人基礎力>についての説明がありました。
この授業で学生たちが成長していくには、授業のコンセプトを理解することが必要です。一人ひとりの力が十分に発揮できなくては、この授業は成り立ちません。そして一人の力がチームになると何十倍もの力になることをぜひ体験してほしいのです。
この3ヶ月間が充実した日々になるためにも、授業についてしっかり把握した上で取り組んでほしいと、今回はガイダンスの時間を2回設けています。

授業では最終的に担当企業のCSR報告書を作成・報告するわけですが、ただCSR報告書を作ることだけが目的ではありません。「人間的に成長してほしい」という願いがあり、そのためにはどんな資質や能力に着目すればよいかというヒントが<社会人基礎力>にあるということが説明されました。
<社会人基礎力>という言葉をほとんどの学生がはじめて聞いたと思います。この力を今すぐ完璧に身に付けることは無理ですし、社会人になってからもまだまだ力不足だと感じることもたくさんあります。学生たちには<社会人基礎力>という一つの視点から、自己評価能力を身に付ける良いきっかけとしてほしいと思います。
今回の授業から日記を書くこともスタートしました。授業後48時間以内に書かなくてはいけません。日記を書く際にも、<社会人基礎力>を意識しながら、自分は今何をすべきなのか、この授業でどういうこと学び、感じているのかをじっくり考えてほしいです。
*社会人基礎力・・・経済産業省が2006年から提唱している「社会人基礎力」とは、「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの能力(12の能力要素)から構成されており、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」のことを指します。