学部横断ゼミブログ

2010.07.14

最後の合同授業

ブログ投稿者:教育GP推進チーム 伊藤 普子

最後の合同授業02

7月10日は最後の合同授業となりました。

7月3日に学内発表会を終えた学生たちは、この日、個人面談でキャリアコンサルタントにじっくりと話を聴いてもらい、自分の弱み、強みを再確認していきます。

最後の合同授業01

ある学生は、「キャリアコンサルタントの方からほめられました」と喜んでいました。自分が伸びたと思うところを、さらにプロに評価されると自信になります。

この日は面談と並行して、チームのメンバーから社会人基礎力のどの力が一番伸びたかを評価してもらう「他者評価」を行いました。「どの力が一番の伸びたのか」、一つだけを決めるのは難しいものです。「○○力が伸びたから、○○力も伸びた」ということに誰しもなります。ここでは、話し合いの中で自分以外の人がどういう視点で見ていたのかを知ることを大切にしています。

最後の合同授業03

高橋教授は「私はこの授業だけで、皆さんに大きく変わってもらいたいなどと思ってはいません。もちろん、大きく変わってくれると嬉しいのですが、それはなかなか難しいことだと思います。普通は、簡単に変われないし、変わったとしても少しずつなのでしょう。でも、その「少し」の変化にこの授業が役に立ったのであれば教員としてとても嬉しいことです」と述べています。

この授業を通して、学生一人ひとり、成長した力も違います。自分が伸びたと感じていた部分と、ほかのメンバーが伸びたと感じている力が違うかもしれません。この授業でのいろいろな気づきが、視野を広げる一つのチャンスであってほしいと思います。