学部横断ゼミブログ

2010.07.07

7月3日学内発表会

ブログ投稿者:教育GP推進チーム 伊藤普子

7月3日学内発表会01

蒸し暑い中、課題提供企業様をお迎えして学内発表会を開催しました。
課題である「CSR報告書」を冊子で完成させ、さらに報告書を作成する過程について企業様を前に発表しました。

 

発表後、学生一人ひとりがコメントを述べる時間がありました。感極まって涙を流す学生もいました。十分にやり遂げたという充実感を味わった学生もいたでしょうし、発表に満足できずに終わった学生もいたと思います。

 

どちらにせよ発表会は終わりました。限られた期限の中でそれなりの結果を残すという難しさを知ったのではないでしょうか。

7月3日学内発表会02

一般のゼミでは、基本的には一人で作業や調査をしたり、レポートをまとめることが多いと思います。しかし、このゼミではいろいろな人の意見を一つにまとめなくてはいけません。企業の方が「これだけの人数の意見をまとめるのは大変だったでしょう」とコメントしてくださったように、15人、16人という人数は、チームとしては確かに多いかもしれません。

 

「報告書を夜遅くまで残って作り上げました。大変でした。」という感想ではこのゼミに参加した意味は何もありません。第一フェーズで作り上げたものを生かしてチーム全体で納得するまで話し合い、報告書としてまとめていくことができたチームは、第二フェーズでより大きな充実感を味わうことができたと思います。

7月3日学内発表会03

議論するのは疲れます。そして、自分の意見が受け入れられないという現実にイライラすることもあります。傷つくことが怖くて、言うのをやめてしまうと、最終的には不完全燃焼で終わってしまいます。腐らず、最後まで根気よく進めることは大変ですが、その心意気を大切にした学生たちはすごいなと思います。

 

充実感で終わったにしろ、不完全燃焼で終わったにしろ、次の行動は自分次第です。
今週の土曜日にはキャリアコンサルタントの面談があります。自分にもう一度向き合い、冷静にこの授業を振り返ってみてください。何が足りなかったのか、何が成長したのかを知ることで、次に行動すべきことが見えてきます。

 

いつか学内のどこかで、今よりもっと成長した姿に出会うことができると考えると楽しみです。