学部横断ゼミブログ

2009.07.01

三学部横断ゼミ

三学部横断ゼミ(福間具子)
[画像:学部横断ゼミ専用SNS画面]

もう7月になりました。「ゼミの時間は、濃い」というキャッチコピーを時々武蔵大学では使っていますが、本当に真剣にゼミをやっていると、一週間を非常に長く感じます。なぜなら、その間に心がゼミから離れることがないからです。

 

単に課題が多いという意味ではなく、ちゃんとした発表にするための工夫を考えたり、チームの人間関係に気を配ったりしていると、自然と気持ちがそっちに向いているのです。

 

そんなふうに夢中になってしまうゼミのひとつとして有名なのが、三学部横断型ゼミです。学部ごとに得意分野を生かして、協働でひとつのものを作り上げます。 そのプロセスは、すべてmixiのような独自のクローズ型SNSに記録されてゆきます。授業時間外の会議もネット上で行われたり、情報共有のためのファイルが刻一刻とUPされていきます。

 

活動記録のブログには思いが日々つづられ、お互いにコメントをしあって励まし合います。

非常に高度で複雑な内容であるため、ひとことで活動を説明しにくいところが多いのですが、(三人の教員が担当しているうちの)人文学部担当の私から、人文学部生のゼミでの役割について説明します。このゼミではおもに中小企業の「CSR報告書」を作成し ているのですが、人文学部では、CSR(=企業の社会的貢献)と呼びうる活動の根幹にある理念、つまり「大事な考え方」を探りだし、デザインやキャッチコピーなどの表象部分でメッセージを伝えるやり方を考え、実際に作成したり、文章を考えたりしています。

 

目に見えないものを、目に見えるものに変えること、つまり
漠然と思っていることを、言葉や形に翻訳してゆくのです。

 

もし、その成果をその目で見たい、確かめたい、という方は、どなたでも結構ですので、

 

学部横断型ゼミナール・プロジェクト学内発表会
7月4日(土)14:00~ 8号館6階 8603教室

 

においで下さい。ゼミの武蔵の底力をお見せいたしましょう。