リベラルアーツ&サイエンス教育ブログ

2025.03.10

  • 総合科目

総合科目「武蔵・環境フィールドワーク」授業紹介 〜微気象観測〜

ブログ投稿者:リベラルアーツ&サイエンス教育センター(LASEC) 専任講師  李 天舒

授業の様子
「武蔵・環境フィールドワーク」の授業は、物理学、化学、生物学専任教員によるリレー講義を通じて、各分野からの視点や研究方法を理解し、自然環境と人工環境について学びます。今回のブログでは、藥袋佳孝特任教授による講義の一部である「微気象観測」を紹介します。
微気象とは、地表から高度100m程度までの気象のことを言います。日照や建物、人間活動などの影響を強く受け、生物の営みや農業などに深く関わります。学生たちは数グループに分かれ、武蔵学園内で多地点同時観測を行い、温湿度や二酸化炭素、放射線量を測定しました。 
  • 微気象観測実施中の様子
  • 微気象観測実施中の様子
  • 微気象観測実施中の様子
 学生たちが協力し、1分ごとの微気象データを取りました。その後、データを集計し、微気象の経時変化と日照や地面の状態との関係について議論しました。
  • 測定結果の一例
  • 測定結果の一例