リベラルアーツ&サイエンス教育ブログ

2020.01.21
- 国東農業研修
ねぎ焼き出店活動の感想(2019年実習-20)
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出展テント前の活動紹介パネル作成。撮影日時: 2019:11:02 15:30:16 -
まずはねぎの根っこを鉄板で焼いて一年ぶりに油をなじませる。撮影日時: 2019:11:03 09:13:08
【吉田朱音】
国東農業研修に参加してよかったと改めて思えた白雉祭でした。今年は5人と去年より人数も少なく、準備日には白雉祭実行委員会の方々の協力がなければテントも建てられない人数でしたが、みんなで力を合わせることでさらに絆が深まったと思います。いつも笑いが絶えず、研修から白雉祭の片付けまでこの5人だからこそ楽しく過ごすことができたと思っています。しかし、白雉祭を無事に終えることができたのは、丸橋先生や先輩方、国東の方々のサポートがあったからです。どんな食材にも生産者がいて、その生産者を思い浮かべながら調理したことが印象に残っています。今回研修から白雉祭まで関わっていただいたすべての方々に感謝の意を伝えたいです。当日のねぎ焼きは大盛況で特にお昼ごろは忙しすぎてあまり記憶がないのですが、「おいしい!」と言ってもらえたことがうれしかったです。今回の白雉祭をきっかけとして「大分味一ねぎ」の存在や国東のことを知っていただけたと思います。
研修や白雉祭を通して、人と人のつながりがいかに大切かを知ることができました。大学生活は4年間と短く、できることも時間も限られているのでやれるだけやってみようと参加を決意しましたが、自分が考えていた以上に貴重な経験となりました。今までは「とりあえずチャレンジする」ことを少し避けていたので、これからは何事にも積極的に挑戦したいと思います。
【佐伯麻弥】
今年の研修メンバーは全員合わせて5人という少人数であったため昨年参加の方々に手伝ってもらい、文化祭当日の運営をした。11月3日、夕方から雨の予報で朝から曇っていた。会計係を担った私は開店から閉店までほとんどの時間を座って過ごしたため少々肌寒かった。そんな天気であったにもかかわらず、10時過ぎから早速お客さんがねぎ焼きを買い求めに来てくれた。どの時間帯でも、割とコンスタントに来客はあったが一番多かったのはやはり12時から13時のお昼時であった。食券を渡す際に、研修のことについて質問を受けることもしばしばあり、坂本君が作ってくれたパネルを用いながら短いながらも研修での体験を話すことができた。また、会計のすぐ横にゴミ箱があり、食べ終わったお客さんと話す機会もあった。「ご馳走様」や「おいしかったよ」と言葉をかけてもらうたびに、ねぎ、及び焼いているメンバーを褒めてもらえた気がしてとてもうれしかった。その都度腹式呼吸で「ありがとうございます!」と返していた。
今年の売り上げ枚数は350枚を超えた。昨年の記録には届かなかったが、それでもたくさんの人がねぎ焼きを食べてくれたし、中には2回列に並んで購入する人も何人かいた。だから大分味一ねぎの魅力、ねぎ焼きのおいしさは十分PRできたと思う。
当日の運営、それまでの準備は決して楽なものではなかったが、助っ人の力を借りながらメンバーで協力し、いい結果を残すことができた。今回の文化祭はとても密度の濃い、いい思い出となった。
最後にこの場を借りてねぎを提供してくださった長廣さん、横山さんに心からお礼申し上げます。たくさんのねぎをありがとうございました。
【砂田美優】
国東の研修前から白雉祭へ向けての総会が何度かあり、白雉祭の責任者になってはいたが正直どのようにしたらよいのか想像がつかずイメージがぼんやりとしていた。研修自体が終わり、出店の日が近づくにつれだんだん現実味を帯びてゆき当日本当にうまくいくのか少し不安もあった。ねぎ焼きの準備は朝早くから始まり、調理室で先輩の力も借りつつ材料のねぎを切っていった。使う予定の量のねぎを実際に切ったことでその多さがよくわかり、ねぎを送ってくださった長廣さん、横山さんの協力の元私たちが白雉祭でねぎ焼きを出店できるのだと改めて思った。
ねぎ焼きの試作を作り終わった後、私は生地作りのため調理室にいてあまりテントの方に行くことはできなかったが、生地の入ったペットボトルを持っていってもらうたび空のペットボトルを持って帰ってきたことが多いことからその盛況ぶりが想像できた。生地作りが終わってからテントでの作業に参加したがお客さんがあまり絶えることなくお昼ごろにはもう売り切れとなった。その後、白雉祭に来ていた母や妹、友人などから「おいしかったよ」「また食べたい」といった感想を聞き、とてもうれしかった。
また、あまり話したことのなかったまたは会ったことのなかった先輩ともお話ができてとても楽しかった。さらに今年度研修に参加した5人のメンバーとも絆を深めることもできた。私は行事の責任者や書類を書いたりした経験がほとんどなく、そのたびにいろいろな人に助けてもらい無事白雉祭を終えることができて本当に良かったと思う。また、研修も、白雉祭でのねぎ焼きの出店も様々な人の支えがあって初めてできるものなのだと思い人と関わることが「とてもよいものだ」ということを身をもって体感できたのではないかと思う。
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大量の三元豚のばら肉を炒めて準備。撮影日時: 2019:11:03 09:42:59 -
いよいよ販売を始め、鉄板には最大12枚を同時に焼いて、販売効率をアップ。ここ数年の焼き場学生の努力の継承が実を結ぶ。撮影日時: 2019:11:03 10:37:15
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お客さんが途切れることなく販売が続く。撮影日時: 2019:11:03 11:47:37 -
3年前の国東研修学生も訪れて、旧交を暖め、2019年学生とも交流。撮影日時: 2019:11:03 14:05:38
【坂本拓朗】
私は今回の白雉祭が初めての体験であり、非常に新鮮な体験だったと感じている。まず、ねぎ焼きのための準備では、ねぎ以外の食材や足りない調理器具の調達から始まった。一応、今年の現役メンバーで予定を立てた形にはなったが、決められたのには経験を積み重ねてきた先生と先輩達の力があったからこそ決められたことだと思う。この時点で私たちは自分たちだけでは片付けられない、大きなものを感じた。今年は参加人数が五人ということもあり、その存在はより大きく感じたと思う。
そして、待ちに待った本番。事前の話し合いでは例年のねぎ焼きについて何回か聞き、本番に備えて全員のできる範囲でシミィレーションをしていたが、実際にはよく分かっていない部分も多く、不安もあった。しかし、始まってみると先輩達が調理手順やコツなどを教えてくれ、忙しい時間帯にはねぎ焼きを多く焼いていだだく事になった。そして、私たち現役メンバーもそれぞれの役割をこなしながら、楽しむことができた。私は鉄板に生地を流すことや、ねぎをかけるなど、焼きのサポートがメインであり、中々に忙しく夢中でこなしている部分も多かったが、お客さんから「美味しそう」や「ヘぇ~、買ってみよう」といった言葉を聞くことができた。全体を通して楽しい体験になったと感じている。
こうして終わってみると、長年積み上げられてきた経験の偉大さを感じる。そして、何より「国東研修」と「ねぎ焼き」が多くの人に支えられていることを実感できる機会でもあった。最後に、人数が少ない中手伝ってくれた白雉実行委員、ねぎを提供して下さった長廣さんと横山さん、大分味一ねぎ生産部会、アドバイスと手伝いをしてくださった先輩方、丸橋先生、今年のメンバーに感謝を述べて終わりにしたいと思う。ありがとうございました。
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販売も終了し、昼ごはん抜きだったので、まかない焼き蕎麦を作る。撮影日時: 2019:11:03 14:45:06 -
出展を終了し、記念撮影。撮影日時: 2019:11:03 14:56:59
【納冨泰一】
白雉祭お疲れさまでした。僕は文化祭の出店は初めてで最初はどんな感じなのかとても不安で正直、出店するのが面倒だなと思っていました。イメージでは出店する側はお客さんに満足してもらうために大変なことをするでした。しかし、お客さんの中には「おいしかったから、二回目来たよ」や「おいしそー」と言って急に立ち止まり買いに来てくださる方など僕たちが作り上げたものを喜んでくださる姿をみて、ただただ大変なことをしているのではないということがわかりました。確かに朝早くから準備をはじめたり片づけのために学校に来たりと大変なこともありましたが、僕は白雉祭期間を通して、仲間と協力して何かをやり遂げることの価値が少しわかった気がします。
そこには生地を作る人、生地を流す人、生地を焼く人、注文を受ける人などみんなで協力して行うからこそうまいこと店を回すことが可能となりました。また、助っ人としてきてくださった先輩たち、この人たち協力もありやり遂げることができました。それに白雉祭のために「味一ねぎ」を送ってくださった長廣さんや横山さんのおかげでもあります。大学1年でこんなにも素晴らしい経験が国東研修を通してできて本当に参加してよかったと思いました。皆さんありがとうございました。
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出展店テントにはのぼりとパネルを立てて、活動と大分味一ねぎの販売促進活動と食べ方メニューの紹介。撮影日時: 2019:11:03 15:05:35 -
先輩も参加してくれてアランダルースで打ち上げ会。撮影日時: 2019:11:03 20:30:58
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販売用切符 佐伯麻弥作成 -