リベラルアーツ&サイエンス教育ブログ

2020.01.21
- 国東農業研修
三河国東市長表敬訪問 納冨泰一(2019年実習-09)
長廣さん宅で朝ご飯をいただいて、2日間のお礼を言ってお別れした後、国東市長表敬訪問のため国東市役所へと向かった。市長は昨夜の懇親会に来てくださりお話をしたが、改めて詳しく国東市の魅力や取り組みについてお話を聞いた。市長は「活力ある国東市」を目指して、「第一次産業の振興」を重点的に新規就農者のための小ねぎトレーニングファームの開設、農業企業の誘致、七島藺の存続、規模拡大など様々な取り組みを行っている。今回は小ねぎトレーニングファームについて取り上げる。この活動は現在(2019年9月4日時点)第7期農業研修生を募集している。活動目的は国東市内に住み「小ねぎ」で就農し小ねぎの産地と地域発展を担う人材確保のためである。第6期生までで35名程度の移住者を生み出している。卒業生には1千万円を超える売り上げをあげる者もおり、今後の活躍に期待がかかっている。しかし、中にはイメージとのギャップや売り上げの伸び悩みなどの問題を抱えやめてしまう人もおり、全員が全員うまくいくわけではないようである。「農業で成功する人は研究熱心で雑草とりなどをコツコツする人」とおっしゃっていた。
また、国東市では新設学校の設立の計画も進んでいる。公立の学校は国の管轄を受けるため制限されてしまう。しかしできる範囲で何とかしようと市長自ら他県の学校の訪問などをし、子供達のために尽力していた。このように市長が様々な取り組みを行うのには「ダメ元でもやってみろ」というモットーがあるからだと教えてもらった。現職の市長さんからのお話は刺激的でとても面白かったです。ありがとうございました。
-
配られた資料に目を通している私たち。撮影日時: 2019:09:04 09:53:26 -
国東市役所の今年の武蔵大学研修担当をしてくださった政策企画課藤本さんと担当部署の政策企画課課長原田須恵宏さん。撮影日時: 2019:09:04 10:29:18