リベラルアーツ&サイエンス教育ブログ

2018.07.24
- 国東農業研修
河野さんのお話 岡田(2017年実習-18)
-
そうめんかぼちゃゆではじめ。撮影日時: 2017:09:04 19:20:49 -
ゆであがった後、ほぐすと見た目がラーメンの麺のようになった。撮影日時: 2017:09:04 19:55:31
私たちは農家民宿おふじでお世話になったのですが、そこで河野さんがやっているしいたけ栽培についてのお話をお聞きしました。
河野さんは独自の作業工程である《河野式》という栽培法でしいたけを作っています。しいたけを植え付けるクヌギの木を伐採し、乾燥させる。次に種駒というしいたけのもとになる菌をほだ木に打ち込む。そしてほだ木の準備が整ったらそれらを重ね合わせほだ木を動かすなどをして成長を促しつつ、成長するのを待つという工程です。またしいたけはとても繊細な菌類なので、きちんと様子を見に行くことが重要です。変な菌がいると、今まで手をかけてきたことが全てだめになってしまい、値がつかないしいたけができてしまうこともあるそうです。
そしておふじではたくさんのおいしいご飯を頂いたのですが、その中で特に印象に残っているのはそうめんかぼちゃです。見た目はオレンジ色の瓜のようなのですが、切ってゆでると中身が麺のように細くばらばらになるのです。それをところてんのようにして食べたのですが初めて食べるような不思議な食感で面白かったです。
さらに河野さんの特技である詩吟を披露していただきました。私は詩吟を聞いたのは初めてだったのですが、真っ直ぐ通る声に思わず圧倒されてしまいました。私たちもお礼に『カントリーロード』を合唱し、歌を通して良い時間を過ごすことができました。
-
河野さんご夫妻。何から何まで良くしていただいた。撮影日時: 2017:09:04 22:25:33 -
おふじの洋子さんが喜びながら私たちの色紙を見ている。私たちもすっかりくつろいで楽しかった時間も過ぎて、そろそろ出発だ。撮影日時: 2017:09:04 22:25:59
-
農家民宿おふじの河野ご夫妻から人生の含蓄に富んだ語りを聞く。撮影日時: 2017:09:05 08:45:20 -
河野さんの畑で収穫された美味しい野菜などが並ぶ食卓で学長夫妻も交えて楽しく、有意義に夜がふけていった。撮影日時: 2017:09:04 19:33:30