リベラルアーツ&サイエンス教育ブログ

2017.09.19

  • 国東農業研修

2016年国東研修(21)美しい宇佐神宮と美味しいネギ焼き

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勅使が通る宇佐神宮呉橋のたもとで記念撮影。撮影日時: 2016:09:05 13:04:24

私たちは9月5日、研修の最終日に宇佐八幡神宮へ向かいました。この日は本来であれば平田井堰に集合して、安心院のグリーンツーリズムを井上さんが案内してくださる予定で、その後はむかし話の家で中山ミヤ子さんの心づくしの昼食をいただくことになっていましたが、台風の影響で予定変更になり宇佐八幡神宮へ見学にいくことになったのです。

 

宇佐神宮は、三つの御殿があり、一の御殿には八幡大神(誉田別尊)を、二の御殿では比売大神(多岐津姫命)を、そして三の御殿では神功皇后(息長帯姫命)を祀っています。宇佐神宮の特徴としては、八幡信仰が挙げられます。宇佐神宮の八幡信仰は仏教と日本独自の宗教である神道と習合したもので、よく神仏習合と言われます。

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国宝宇佐神宮社殿。撮影日時: 2016:09:05 13:32:06
宇佐神宮は川を利用したお堀の中にあるので、入るには橋を渡る必要があります。私たちは西参道(昔の表参道)から宇佐神宮に入ったので、宇佐八幡神宮に入る時に隣り合わせの二つの橋を見ました。まずは呉橋と呼ばれる、屋根が付いている朱色が美しい橋でした。この呉橋は呉の人が架けたことに因むとういうことです。また、呉橋は主に朝廷から送られた宇佐使が宇佐神宮に入るための橋であったそうです。もうひとつの橋が神橋と言って、呉橋から屋根をとったような橋でした。私たちはこちらの橋を渡って宇佐神宮に入りました。入るとそこは現代の空気とは異なる時間が流れているような気がした空間でした。長い道を歩いて、夫婦石のある石段をさらに登り、宇佐鳥居をくぐり、西大門をぬけると三つの御殿がある上宮へたどり着きました。ここで、私たちは三つの御殿全てにお参りしました。境内には奥の院である御許山を遥拝する拝所も設けられていた。
行きとは違うルートで宇佐神宮を出た私たちは、次にお昼ご飯としてネギ焼きを食べにいくことにしました。宇佐神宮のそばにあるお土産屋が並ぶお店の一角で先生と交流のある農家の方が経営していらっしゃるネギ焼き屋さん(なんとこのお店がネギ焼きを考案したそうです!)でお昼を食べることにしました。ここで、私たちも11月の白雉祭でネギ焼きをすることになっていたので注文したネギ焼きが完成するまで、ヤギ焼きの焼き方のレクチャーをしていただきました。生地をクルッとおたまで回す速さや加減が本当に適度なものでうまくできるようになるまで時間がかかりそうだなと思っている間にネギ焼きができたので出来たてをいただきました。今回食べたタイプのネギ焼きは初めてだったのですが、カリカリ、ふわふわ、もちもちで本当においしかったです。家でも真似をして作ってみたのですが残念ながらなかなかうまくいきませんでした。ですが、白雉祭までにはうまく焼けるように練習したいと思います!!
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    大学祭白雉祭で作る予定のねぎ焼きを宇佐神宮店で勉強中。撮影日時: 2016:09:05 15:21:11
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    大分味一ねぎをたっぷりと載せて焼くとねぎの美味しさが引き立つ。撮影日時: 2016:09:05 15:14:04