リベラルアーツ&サイエンス教育ブログ

2016.03.01
- 江古田ミツバチプロジェクト
藍の種と蜂蜜の物々交換
ブログ投稿者:基礎教育センター 教授 丸橋珠樹
蜜蜂を飼育している屋上には、小さな花壇やプランターが設置してあります。そこへ、藍を植えてみようかと思い立ちました。藍の種を配ってくれる所がないかな?と調べていたところ、徳島県城西高校には植物活用科があって、以下のような教育目標を掲げ、種を配布していることがわかりました。早速、高校で阿波藍プロジェクトを担当している先生に連絡を取ったところ、すぐに送付してくださいました。藍の種子ネットワーク事業、第1035番という栞が入っていました。
『草花や阿波藍の栽培,バイオテクノロジーをとおした「交流から学ぶ緑活用術」をモットーに学習します。植物を取り入れた快適な生活空間の創造と文化の伝承に力を入れ、地域との交流を積極的に行います。進路実現に向け、様々な分野で活躍できる将来のスペシャリストを育成します。』
『草花や阿波藍の栽培,バイオテクノロジーをとおした「交流から学ぶ緑活用術」をモットーに学習します。植物を取り入れた快適な生活空間の創造と文化の伝承に力を入れ、地域との交流を積極的に行います。進路実現に向け、様々な分野で活躍できる将来のスペシャリストを育成します。』
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種袋に添付されていた阿波藍プロジェクトのロゴマーク。高校の住所は鮎喰町、きっと鮎が沢山泳いでいるのでしょう。但し、読み方は、あくいちょうとのことです。 -
送っていただいた藍の種。
大学の化学の実験では草木染めを行っていますし、生物実験でも藍を栽培して植物と人との関わりを学んでいきます。お礼に江古田ミツバチプロジェクトの蜂蜜を送ったところ、担当の先生からご返事をいただき、感想と写真が送られてきました。元気に大きな目標に向かっている青年たちの意気込みが伝わってきます。
『早速、生徒と蜂蜜を頂きました。「フルーティーな香りがとても良い。」「濃厚な味わいだ。」「今まで食べた蜂蜜の中でも1、2を争うくらい美味しい。」「色んな植物の蜂蜜も食べてみたい。」等の感想がありました。今後も、貴研究室と何らかの形で交流が継続できれば幸いに存じます。』
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郷土の伝統と技を引き継ぎ、新しい時代を切りひらく青年たち。 -
背景は阿波藍プロジェクトで製作している藍染の品々。