リベラルアーツ&サイエンス教育ブログ

2016.01.30
- 江古田ミツバチプロジェクト
白雉祭、試食とロウソク作り
ブログ投稿者:基礎教育センター 教授 丸橋珠樹
今年も例年のように武蔵大学の学園祭で江古田ミツバチの活動を紹介しました。白雉祭実行委員会からは、最も目立つ、入口から入って直ぐの8号館の前にスペースをいただきました。ありがとうございます。
蜂蜜の試食には沢山の方が味わってくださり「本当に美味しい」と評判でした。もう一つ、蜜蝋を使ったロウソク作りはこどもさんを主体に声かけを行いました。小さなこどもでも扱え、簡単でかつ面白いとの感想でした。現場で蜜蝋を溶かし、薄い板状に整形するのに、今年は卵焼き器を使いとても使い勝手がよかった。このアイデアは、王冠印です。写真に映っているメンバーの小学生にも扱える作業となりました。-
私たちの蜂蜜をお菓子に製品化しているお店の商品も売っています。 (撮影日時: 2015:11:01 11:32:36) -
人通りも増え、今日は頑張って、皆さんに江古田ミツバチプロジェクトを知ってもらおうと張り切っています。 (撮影日時: 2015:11:01 11:32:50) -
日差しも暖かくなって立ち止まる人も増えてきました。 (撮影日時: 2015:11:01 11:34:43) -
盛んに声を出して呼びかけを行っています。 (撮影日時: 2015:11:01 11:35:20)
ミツバチが作り出す産物は、美味しい蜂蜜もさることながら、使わなくなった巣さえ人類は灯りの原料として利用しています。こうした、養蜂がいつ頃から始まったのか?エジプトのピラミッドにも描かれているので、さらに古い時代からのことです。最近、ヨーロッパで発掘された土器に残された蜜蝋ワックスの微量分析から、今から9000年も前の土器から蜜蝋成分を特定したという研究も発表されています。土器が作られる以前から、人とミツバチとの関係は始まっていたのでしょう。縄文人たちもニホンミツバチの存在は知っていたでしょうし、その蜜を食べ、蜜蝋を利用していたのかもしれません。
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平たくした蜜蝋を電気プレートで温めて扱いやすくします。機械に蜜蝋がつかないようにとお菓子のパラフィン紙を挟んで、アルミに載せています。 (撮影日時: 2015:11:01 12:09:48) -
芯となる蝋を染み込ませたタコ糸にくるくると巻いて行きます。蜜蝋の手触り感と柔らかさが手になじむのでしょうか?こどもにはとても人気のWork Shopです。 (撮影日時: 2015:11:01 12:13:07) -
蜜蝋の原料となる巣板を持って、説明と客引き中です。 (撮影日時: 2015:11:01 12:38:36)