リベラルアーツ&サイエンス教育ブログ

2015.04.24
- 武蔵One Point自然観察
ケヤキの花 単性花

ケヤキは武蔵のなかで最も数が多い樹木です。三号館の中庭にある大ケヤキは武蔵のシンボル樹であり、練馬の銘木に指定されています。あまりの高さなので、花を見ることはできないと思いがちですが、小さな枝が風に飛ばされて落ちていますので、観察してみてください。
ケヤキでは、単性花が、春に新しく伸びた小枝の別の場所に咲きます。アオキの雄木と雌木という風に別株ではありませんが、雄花は枝の根元に多数、雌花は枝先に少数、それぞれ葉のつけねに咲いています。
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ケヤキの雄花は同じ場所から数個、まとまって咲いている。撮影日時: 2015:04:18 12:37:30 -
採取したケヤキの小枝のアップ写真。小枝の元に雄花、先のほうに雌花がついている。撮影日時: 2015:04:18 12:56:54 -
ケヤキの雌花は葉の元に一個だけついている。撮影日時: 2015:04:18 13:05:49