リベラルアーツ&サイエンス教育ブログ

2014.11.14
- 武蔵スポーツ見聞録
ブラインドサッカーに挑戦!

アダプテッドスポーツワークショップでは、後期の前半にいくつかの障害者スポーツを体験しています。
今回ご紹介するのは、授業第3~5回に行った「アイマスクをつけた活動」のなかの
「ブラインドサッカー」
ブラインドサッカーは、文字通りアイマスクをつけて競技するサッカーです。
目の不自由な方の競技ではありますが、そうでない人もアイマスクをつけて参加することが
許されています。また、ゴールキーパーは晴眼者です。
授業では、初めてアイマスクをつけた学生さんがほとんど。
最初はガイドさんに手を引いてもらわないと歩き出せない人も多くいました。
普段私たちは視覚に大きく頼って生活していますので、それ以外の感覚を頼りに
行動しなければならないのは、難しいですし、怖さもあります。
第1回目はとにかく慣れることをテーマにしました。
ガイドをつけて手を引いてもらう → 後ろから声で指示してもらう → 少し走ってみる →
手を引いてもらって速く走ってみる → ガイドなしで速く走ってみる・・・
というようなことを、遊びながらやっていくと、ほんの少しですが、
方向や人の気配がわかるようになってきました。
そして、恐る恐る、ボールを扱ってみました。このボールは、中に大きな音が出る鈴が入っていて、
転がるたびに「カチャカチャ」と音がします。

鈴が入っているとはいえ、ボールの位置に足を出すのも至難の業。
ガイドが付いていたって、ボールは体育館のあっちへ行ったりこっちへ来たり。
「ボール、どこ!?」
さあ、本当にサッカーができるのでしょうか?