リベラルアーツ&サイエンス教育ブログ

2014.11.12

  • 国東農業研修

ねぎ焼き 2014年白雉祭イベント-1

今年の大学の学園祭は、小雨の降る11月1日土曜日が準備日で、11月2日日曜日と11月3日文化の日が本開催日、11月4日が片付け日でした。

我々、国東半島農業研修グループは「大分味一ねぎ焼き(国東半島農業研修)」をテント番号13で実施しました。今年のキャッチコピーは以下のフレーズでした。ロゴは、葱の字をアレンジしてコテをあしらったデザインとしました。過去にこの研修に参加した学生も応援にかけつけてくれて大助かりでした。

以下は、研修に参加した学生たちの感想です。研修を支えてくださり、食材を提供していただいた皆様への感謝を込めて書き記したものです。イベント当日の写真とともにご覧いただければ幸いです。

  • image389
    白雉祭のパンフレットに掲載したロゴとキャッチフレーズ
  • IMG_0212
    大分味一ねぎの幟から鉄板まで長い行列ができた
IMG_0192
上手にひっくり返せるのか?!

%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
参加学生感想
大学生活4年間の中で、文化祭に関わるのは今回が始めてだった。

雨に降られながらの準備、さらに当日の天気は強風だと予想されている中で、目標だった200枚に到達出来るのかと前日は不安な気持ちでいっぱいだった。しかし、いざ当日を迎えてみると気持ちのいい程の快晴で、前日までの自分の不安も晴れ上がっていた。

開始直後からちらほらとお客さんが来始め、11時を過ぎると行列が隣のブースまで並んでしまう程の好調ぶり。慣れない作業にてんやわんやしながらも、この忙しさでしか味わえない文化祭の面白さを実感していた。

鉄板で焼かれているネギ焼きに興味津々な子供や、国東半島に行ったことを懐かしがる女性など、多くの方にネギ焼きを堪能してもらい「おいしかったよ!」と言ってもらえたことが何よりも嬉しかった。

来年は卒業生として、次回の学生達の国東農業研修の感想を聞きながら、熱々のネギ焼きを堪能したい。卒業後の楽しみが一つできた。
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%

IMG_0193
みんなで協力して作りました

%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
参加学生感想
研修の締めくくりとも言える白雉祭はとても慌ただしく、用意の時間に反して一瞬にして過ぎていった。

時間に追われて作業を進める中、それまでの日々を思い出しながらお客さんの口にネギが運ばれる様を見るのは感慨深く、嬉しい半面寂しさも覚えた。

直径約18cmの「ネギ焼き」の中には、研修中の思い出、ネギや鉄板を送って下さった方々や先生方への感謝の念、そして私達の精一杯の行動の結果など、様々が詰まっていた。
そんなネギ焼きを美味しそうに頬張ってくれたお客様の感嘆の声や表情は、今でも脳裏に残っている。温かな思い出がまた増えた。

祭当日には仮装して人を呼び込んだのだが、声を張り上げ過ぎて午後には喉が痛くなるほどだった。また裏で材料の補給を着々と進めた時には、どんどん無くなる材料を見て忙しさを覚えると共に、その人気に大変嬉しく口元を吊上げた。皆の表情や声は慌ただしくも活き活きしており、そんな皆の連携の結果、見事に200食突破を果たす事が出来た。この達成感は何とも表現し難く、終了後の私の弛み切った目元と口元に表れていただろう。

4年生である私にとって白雉祭は最後の機会であり、そんな時にこの様な経験が出来た巡り合わせに感謝の念を唱えずにはいられない。本当に素晴らしい体験だった。この気持ちは生涯私がネギ焼きを作る度に思い出されるのだろうと思うと、今後も一層楽しみである。
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%

%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
参加学生感想
白雉祭でのねぎ焼き販売を終えて思ったことは、まず、「一瞬であった」ということと、「やればできる」ということであった。

準備期間中は、皆も忙しく、明確なビジョンを持って準備を行うことはできなかったように思う。販売用の生地の希釈はあいまいなままで、鉄板での試し焼きもできない状態での本番入りであった。しかし、いざ始まると、皆はスパッと自らのやるべきことを定め、気づくと私は、教授の見よう見まねで、鉄板に立ち、ねぎ焼きを作っていた。初めは、お客さんの方に向けてねぎを飛ばしてしまうという失態もあったが、やるうちに慣れ、最盛期には鉄板の半面で同時に四つのねぎ焼きを作ることをマスターしていた。(その為、私のねぎ焼きは小さく、もう半面で焼いていた太田さんや小山さんの方が大きかったという批判もあるが、)そこから先はあっという間であった。気づくと既に2百何十枚か焼き上げており、売り上げも大きくなったとのことなので、打ち上げ先はフレンチに決定していた。
後で聞いた話によると、私の英語の授業のクラスメイトの親御さんが我々のねぎ焼きを食べてらしたそうで、絶賛しておられたという。うれしい限りである。

大学四年の最後の学園祭で、愉快な研修メンバーや先代の研修メンバー達とこのように忙しくも楽しいひと時が送れたのは幸せであった。

最後に、このような機会を恵んでくださった、教授と横山さん、そして大分味一ねぎ生産部会の皆様に厚く御礼申し上げる次第である。
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%

  • IMG_0197
    国東農業研修に参加したことがあるミスなでしこさんが手伝ってくれました
  • IMG_0198
    ブタ肉は別に焼く作戦。手前には農業研修の内容パネルを設置。