リベラルアーツ&サイエンス教育ブログ

2014.10.07
- 武蔵One Point自然観察
四角に見える丸いペットボトル
これは武蔵自然観察の番外編です。管理者は今、タイでベニガオザルの現地調査を行っていて、異文化の一端を紹介します。
模様の刻み方による錯覚ですが、本当に四角に見えてしまいます。今回は、この型のペットボトルの水を使っています。奥に写りこんでいるのは溜池です。普段は、池の水をそのまま簡易水道として、シャワーなどに使っていますが、飲料水は買っています。多くの農家では、今でも天水を貯める大きな貯水槽に頼っています。

タイの大学生は、見た目もカチッとしていなくてはならず、錯覚ですと言い訳るわけにはいきません。チュラロンコーン大学には、この大きな看板が掲げられていました。制服には細かな規定が定められています。おしゃれや世界の若者の姿に敏感なのはどこの国でも同じです。例えば、女子大生は腰に長い茶色のベルトをするのですが、このベルトが大変長くて、背中まで周り込んでいます。そのためベルトの端をとめる大きなクリップが大学生協で販売されています。クリップは可愛いキャラクターものが多くて、おしゃれは細部に宿るのでしょうか?

おしゃれには縁のないはずのベニガオザルですが、この赤ちゃんは違反でしょうか?ちょうど、赤ん坊の頃の白い毛が脱色し始め、こどもの黒っぽい毛色へと生え変わる時期の写真です。