リベラルアーツ&サイエンス教育ブログ

2014.10.01

  • 国東農業研修

白雉祭大分味一ねぎ焼き11月2日限定販売

「大分味一ねぎ」は大分県で生産されている小ネギのブランド名です。国東半島農業研修では、美味しい「大分味一ねぎ」を皆さんに味わっていただくため、ねぎ焼きブースを出店します。11月2日日曜日、一日限定の販売ですのでお見逃しのないように。白雉祭での活動は、農業研修の感謝を込めて、今年で三年目となります。

ねぎ焼きと聞くと大きく太いねぎを丸まま甘く焼いたものを想像しがちですが、写真のようにクレープやお好み焼きに近いものです。豚バラ肉とねぎの組み合わせで、本当に美味しいと評判です。

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    大分県宇佐市で「大分味一ねぎ」を大規模に生産している大窪さん考案のねぎ焼きをご本人が調理中
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    昨年の白雉祭用にと届けられた「大分味一ねぎ」

小ネギは、味噌汁や豆腐の薬味などでの少量利用が多いのですが、もっと違ったレシピを提案し、消費拡大を図るのもねらいの一つです。大分味一ねぎの大生産地である宇佐では、多様な料理が提案され、多くのレストランのメニューとなっています。

野菜を大都市に出荷する場合、調整作業を行います。今年の研修でも「大分味一ねぎ」の生産農家で調整作業を行いました。不要な部分、あるいは、地産地消だと食べれるが遠い消費地のスーパーで数日間販売するためには、どうしても捨ててしまわなければならない部分もあります。

ねぎだと収穫量に対して廃棄量は数十%にも達するそうです。ときには、規格外に育ってしまった大きなねぎも出てきます。こうして廃棄される部分も味は同じなのに。有効利用しようと、生産者によって考案された新メニューの一つが「大分味一ねぎ焼き」です。

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    2013年の白雉祭では、厚さ9ミリの鉄板を「大分味一ねぎ」生産組合から寄贈していただきました。
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    今年の国東農業研修で、シーチキン入り「ねぎ餃子」を作成中の参加学生6人。熱々の揚げ餃子、ねぎの甘味とサクサク感に思わず「美味しい!」と叫んでしまう。