リベラルアーツ&サイエンス教育ブログ

2014.02.17
- 江古田ミツバチプロジェクト
松丸さんからのメッセージ
給食甲子園でグランプリを獲得した松丸さんから以下のようなメッセージをいただきました。私たちの活動を評価してくださり、感謝しております。何よりも、地球生命を支えているミツバチに感謝です。
以下は、青柳小学校栄養士松丸奨さんからのメッセージです。掲載している写真はすべて松丸さんから提供していただいたものです。写真キャプションンは、松丸さんの説明を利用しています。給食については、青柳小学校のホームページ、給食室の窓から引用させていただきました。
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この度は、優勝という素晴らしい結果をいただき、大変光栄に思っております。また、決勝大会当日まで協力してくださった方々に心より御礼申し上げます。
東京には地産地消のイメージがあまりないと思いますが、東京には多くの郷土野菜・肉・卵・魚・食材があります。そしてそれを作っている方々が大勢いらっしゃいます。そうした食材を使った給食を出すことで、子供たちに東京の食文化を感じてもらい、食への興味関心を深め、郷土愛を育んでいくキッカケになればと思い、参加しました。
前夜祭では、農家さんをはじめとする多くの方々が作ってくださった東京都産の食材や伝統野菜を全国の皆様に紹介することができ、東京都の地場産業を知っていただくという点で微力ながら貢献できたのかなとも思っています。
昨年、武蔵大学で行われている、江古田みつばちプロジェクトの活動を知りました。丸橋先生に連絡をとり、プロジェクトの主旨や活動目標、地域への関わりについて伺いました。後日、代表の谷口氏を紹介していただき、見学をして東京産のハチミツがあることの驚きや、大学と地域が協力して地場産物を作り上げる姿に感動しました。
そして何よりもハチミツがおいしい。職業柄たくさんのハチミツを試食する機会があるのですが、その中でも特においしいと感じました。コク深いのにクドさの無いさっぱりとした味わい、美しく輝くハチミツ。
これだけおいしいとどんな料理にも合うはずで、見学をしながら頭の中でレシピが完成されていきました。今回はゼリーに使用し、コクと甘味がよく出ておいしさの決め手となりました。
今回優勝することができたのは、江古田みつばちプロジェクトの方々のおかげでもありますし、たくさんの方々の支えがあったからこそです。多くの方々が東京の食材でおいしい給食を作りたい!その東京の給食で食育をしたい!という気持ちになり、みんなで勝ち取った優勝だったと思います。
お世話になった皆様に、この場をお借りして御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
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今日の献立は東京都の地場産物献立です。全国学校給食甲子園で優勝した献立です。優勝してから子供たちに「また食べたい!次はいつ出るの?」と聞かれていました。野菜たっぷりのメニューです。みんなたくさん食べてくれてありがとう!
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優勝したメニュー:のらぼうめし、牛乳、江戸前つくねの宝袋、伝統つくだにあえ、すり流し小鍋立て汁、はちみつにんじんゼリー -
優勝旗を前に、出場した学校栄養職員・松丸奨さんと調理員・大野雅代さん

