リベラルアーツ&サイエンス教育ブログ

2013.11.16

  • 江古田ミツバチプロジェクト

社会学科ゼミ学生のインタビュー

社会学部社会学科の学生が四人、江古田ミツバチプロジェクトについて取材したいと、研究室を訪れました。江古田の町おこしとこの活動との関わりをテーマにして、取材や研究を行い12月に発表するとのことでした。蜂蜜を試食してもらい、報告書を手渡し、少し話をしました。学内の関係者ではなく、この活動を企画、推進してきて江古田の街の方々に、沢山出会ったくださいと助言をしました。別れ際には、オオスズメバチがミツバチの巣を襲うシーンが含まれた短い映像をみてもらいました。自然生態系のなかでの養蜂とそれに関わる人々の関係にも目を向けて欲しかったからです。

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私たちの研究概要です。

私たち石森ゼミでは班ごとにテーマを設定し、調査をするグループワークを行います。私たちの班は、地域活性化をテーマに江古田ミツバチプロジェクトを調べていくことになりました。注目した点は、近隣に住んでいる地域の人々、地域と大学、学生と住民などプロジェクトを通して生まれる様々な人の繋がりです。

顧問の丸橋先生にお話を伺い、このプロジェクトが利益にとらわれず地域の交流や豊かな環境作りを目指しているということを知り、皆さんの志の高さに感心しました。また、代表である谷口さんはとても行動力のある方なのだと感じました。そこから、谷口さんを中心として地域のどのような方々と繋がり、どのように繋がりを広げていったのかという経緯や過程に焦点をあてることにしました。このことに関して、そしてこのプロジェクトについて深く理解するために、直接谷口さんにお会いしてお話を伺いたいと考えています。
試食させていただいたハチミツは、花の香りが残り市販のハチミツでは味わえない濃厚な美味しさでした。先生、ありがとうございました。

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インタビューに訪れた社会学科の学生四人。左から活動報告書、日大芸術学部で採れた蜂蜜、試食用の江古田蜂蜜、そして、タイで購入した蜂蜜を手に持ってこれから調べ始めるテーマの広がりを実感してもらった。