リベラルアーツ&サイエンス教育ブログ

2013.07.02

  • 武蔵One Point自然観察

梅雨明けのドングリの様子

梅雨が開け、強い日差しのなかドングリが成長しています。ドングリになるのに1年半かかるシイノキとマテバシイを紹介しました。でも、学内には、春の雌花 が秋に実るシラカシもあります。それぞれのドングリは、形や殻斗、ドングリの帽子の植物学の専門用語、の模様などじっくり比較してみてください。
 
シイノキは、3号館3階から、樹冠が間近にみることができますから、覗いてみてください。小さなドングリを沢山確認できます。
 
2012年7月22日は夏のオープンキャンパスでしたが、江古田の大学構内で今年初めてのセミの鳴き声が聞こえていました。
  • 梅雨明けのドングリの様子
    シラカシのドングリは、今年の春に実った雌花が熟して秋に、つまり、半年間で結実します。大学内にもシイノキと並んで多い樹木です。見上げると葉裏が白くみえるのですぐ見分けがつきますし、幹の模様も全く違います。 撮影日時: 2012:07:22 09:32:09
  • 梅雨明けのドングリの様子
    OnePoint自然観察で紹介したシイノキのドングリ(昨年の雌花)もだんだん大きく育ってきている。枯れ枝のように見えるのが今年の雌花です。 撮影日時: 2012:07:22 09:48:12
  • 梅雨明けのドングリの様子
    マテバシイでは今年のドングリ、つまり、昨年の雌花がこんなにも大きくなっている。まずは、ドングリの殻が成長してから中身が詰まっていきます。 撮影日時: 2012:07:22 10:14:06
  • 梅雨明けのドングリの様子
    クヌギ独特の帽子ができ始めています。枝先にできているのは冬芽ですが、夏前にはこうして作り始めて、秋冬への準備も始めているのです。 撮影日時: 2012:07:23 10:23:01