リベラルアーツ&サイエンス教育ブログ

2013.04.25
- 武蔵One Point自然観察
春先の木々
春先、生物季節は足早に過ぎていきます。見慣れた春の草の花に比べて、木々の花は目立ちませんが、多様な花を目にすることができます。武蔵では「緑を護る伝統」のおかげで、建物の高さと木々の高さとに差がありません。教室の窓辺から木々の変化を見つめることもできます。以下の写真を参考にして、窓や廊下からの楽しみを増やしてください。
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アブラムシの付いたムクノキの若葉。撮影日時: 2013:04:25 14:02:55 -
ムクノキの花。撮影日時: 2013:04:25 14:03:57
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ミズキの花は、小さな白い花が皿状に集って咲きます。平たい白い皿が並んでいる姿は、リズミカルで綺麗です。撮影日時: 2013:04:26 10:55:44 -
ニセアカシアはマメ科の植物で、同じころ咲くフジの花房に似ています。写真にはオオスズメバチが採蜜に訪れていたのが写っています。撮影日時: 2013:04:26 10:56:49 -
ニセアカシアは、蜜源植物として、大変優れた樹種です。しかし、1873年と明瞭に導入時期がはっきりしている北米原産の木です。現在、外来種として駆除の対象となっている地域もあります。撮影日時: 2013:04:26 10:57:36
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ミズキは、葉の葉脈に特徴があります。写真でもわかるように、葉脈が大きくカーブしていますし、手にとって葉を裂いてみると、繊維が螺旋状になっていて、くるくると巻くのが特徴です。撮影日時: 2013:04:26 10:57:46 -
日本原産のヤマボウシは、今、葉が展開し花芽が付いています。8号館中庭の広場には両方の種類が生えているので見比べてみてください。撮影日時: 2013:04:26 11:01:01 -
北米原産のハナミズキは、ヤマボウシと同じ季節に、花が終わりかけています。撮影日時: 2013:04:26 11:02:11