リベラルアーツ&サイエンス教育ブログ

2013.04.13
- 武蔵One Point自然観察
タンポポでの捕食と採食、種子サイズ
タンポポは、ミツバチなどの昆虫にとっては花蜜を採取できる貴重な資源ですが、そこはまた狩の場でもあります。クモが、小さなハチを捕獲しているところに出会いました。
タンポポの綿毛は子供の頃、誰でも一度は吹き飛ばしたことがあるでしょうが、風散布の典型です。その上、そのぼんぼりの見事な球形をしています。つまり、 全ての種子のサイズが同じということを意味しています。でも、どうして、小さな種や大きな種を交えて結実しないのでしょうか?あるいは、大きなタンポポ株 には沢山の花が次々と咲き、小さな株では花の数はほんのわずかです。このことは、繁殖に投資できる資源量が、親の大きさに関係していることは明白です。こ こで疑問です。大きな=沢山資源を持つ株の種子サイズは、小さな少ししか資源を持たない株の種子サイズに比べて大きくなっているでしょうか?
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タンポポの上ではクモが小さなハチを捕食していた。撮影日時: 2013:04:13 12:32:26 -
タンポポに武蔵ミツバチプロジェクトの?ミツバチが蜜を集めに来ていた。撮影日時: 2013:04:13 12:33:53 -
タンポポの綿毛は、見事な球形をしていて、全ての種子サイズはほとんど同じだ。撮影日時: 2013:04:13 12:31:45