リベラルアーツ&サイエンス教育ブログ

2013.01.10
- 武蔵One Point自然観察
武蔵の多様な植物
武蔵には多様な生命が生息しています。このページでは、秋に撮影した写真のなかから特徴的な植物の写真を紹介します。学内の色んな場所を歩いて、あ!あの 写真の果実だ、あるいは花だと気付いてくれればと思っています。それぞれの種類の説明は、ごく簡単に写真のキャプションに付けておきました。それぞれもっ と詳しい解説を今後していく予定です。
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コムラサキシキブ。名前が印象的なのですぐ覚えることができる植物の一つです。とはいえ、実っていればその鮮やかな紫でわかるのですが。実がない時期には、見過ごされてしまいそうな、あまり目立たない植物です。 -
ホトトギス。ユリ科の仲間ですが、このように変わった形態の花を咲かせます。2012年11月23日撮影。
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ヤマノイモの仲間のむかご。種子を散布して新生育適地へと移動する方法が普通ですが、この植物のように、むかごという形で散布される場合もあります。こう した繁殖形態を栄養繁殖と呼びます。種子特有の形態をもたないのですが、移動・繁殖できるのです。2012年11月11日撮影。 -
ヤマノイモの仲間の種子。むかごでも繁殖しますが、風で散布される種子も実らせています。二つの型の散布、繁殖手段をもっている植物です。2012年11月21日撮影。 -
山椒。小粒でもピリリと辛い日本でも古くから利用されている香辛料です。果実は、赤と黒のツートンカラーとなっていて目立ちます。2012年11月11日撮影。
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サネカズラ。名前のカズラは蔓から由来します。8号館脇のベンチの柵にからみついています。鮮やかな赤が印象的な果実ですが、葉の陰になっていることが多いので、丁寧に探してみてください。2012年11月23日撮影。 -
センリョウ。お正月の赤い実の付いた花材として、縁起物として利用されています。 -
マンリョウ。センリョウとマンリョウは同じく冬に赤い実をつける縁起物として、重宝されています。
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ナンテン。ナンテンは魔よけの植物として植えられることが多い庭木です。そのため、ナンテンは箸にも利用されたりします。2012年11月23日撮影。 -
ナンテン。ナンテンの葉は小さく分かれた小葉という構造となっています。2012年11月23日撮影。 -
このユリ科の植物の果実の色は独特です。光沢は果実表面の構造がもたらしているらしい。