リベラルアーツ&サイエンス教育ブログ

2012.04.13
- 江古田ミツバチプロジェクト
活動概要
銀座の屋上でミツバチを飼っている「銀パチ」から支援を受けて始まったのが江古田ミツバチプロジェクトです。2010年3月27日から飼育を開始しました。
有馬武蔵学園長に相談すると「面白そうじゃないか、ぜひやってごらん」と薦められました。「自ら調べ考える」強い動機をもたらす活動であり、武蔵の緑を護る伝統を引き継ぐことにもつながると判断してくださったのです。
学生たちに講義で「2010年から、皆さんの頭の上をミツバチが飛び回っていますが知っていますか?ミツバチを良く見かけるようになりましたか?」学生は「ミツバチを飼っているとは聞いていますが、ミツバチが増えた気はしません」と答えます。
動物行動ではサーチング・イメージという言葉があります。周囲から探し出す生存に不可欠な資源の具体的イメージのことです。
一度の強い経験によってサーチングイメージは形成され、自分のなかに入り込んだイメージはなかなか変化しません。ハチは刺す、怖い、危険、、、と連鎖して行きがちです。しかし、養蜂を経験すればその連鎖が全く別の方向へと歩みはじめるに違いありません。
自分の世界観や価値観がパチンとはじけたり、ガラッと変化したりする「楽しい活動」が沢山ある武蔵大学になれば良いと思っています。みなさんも気軽に参加して、人類の文化の一つである養蜂を身近に感じてください。この活動のブログは、以下のサイトから見ることができます。
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2010年2月末から3号館屋上に観察小屋を建設開始 -
到着した蜂を武蔵大学の屋上に飼い始めた日は2010年3月27日。本当は3月28日ミツバチの日に飼育を開始したかったのですが、、、 -
銀パチ(銀座ミツバチプロジェクト)からの支援を受けて、無事飼育を開始しました。初めてのハニーフラッシュ -
2010年4月8日、江古田ミツバチプロジェクトの桜の香り高い「初蜜」に皆大感激