リベラルアーツ&サイエンス教育ブログ

2011.12.21
- 武蔵スポーツ見聞録
人間・環境ゼミナールA/身体運動科学演習Ⅰ(田中 愛)

「スポーツ」を研究するってどういうこと?
「スポーツのゼミって何するの?」
まさか、スポーツするわけではありません よ。スポーツは「する」か「観る」ものであって、なかなか「研究」とは結び付かず、イメージしづらいかもしれませんね。このゼミは、そんな疑問を持ちつつ もスポーツが好きでスポーツについての卒論を書きたい、という人のためのゼミです。「スポーツを研究するってどういうこと?」を、まず実感することが目標 となります。では、いったい、どんなことをしているのでしょうか。私たちのゼミの日常をのぞいてみましょう。
対象学年:3年生(後期)
今年の履修人数:6人
ルール1:スポーツに関する論文18本を、履修生6人で分担して読む。
→つまり、一人あたり3本担当します。
→18本の論文の中には、野球留学の現状が書いてあったり、良いサッカー指導者について書いてあったり、ママさんバレーの歴史が書いてあったり、 ラグビーのルールの変遷が書いてあったりします。履修者の興味やスポーツ歴に応じて、あらゆる分野のあらゆるスポーツが取り上げられます。
ルール2:読んだ論文を、A4用紙2~3枚に要約して他のメンバーに説明する。
ルール3:発表を聞いている他のメンバーは、必ず1人1回質問する。(努力目標です。)
「スポーツのゼミって何するの?」
まさか、スポーツするわけではありません よ。スポーツは「する」か「観る」ものであって、なかなか「研究」とは結び付かず、イメージしづらいかもしれませんね。このゼミは、そんな疑問を持ちつつ もスポーツが好きでスポーツについての卒論を書きたい、という人のためのゼミです。「スポーツを研究するってどういうこと?」を、まず実感することが目標 となります。では、いったい、どんなことをしているのでしょうか。私たちのゼミの日常をのぞいてみましょう。
対象学年:3年生(後期)
今年の履修人数:6人
ルール1:スポーツに関する論文18本を、履修生6人で分担して読む。
→つまり、一人あたり3本担当します。
→18本の論文の中には、野球留学の現状が書いてあったり、良いサッカー指導者について書いてあったり、ママさんバレーの歴史が書いてあったり、 ラグビーのルールの変遷が書いてあったりします。履修者の興味やスポーツ歴に応じて、あらゆる分野のあらゆるスポーツが取り上げられます。
ルール2:読んだ論文を、A4用紙2~3枚に要約して他のメンバーに説明する。
ルール3:発表を聞いている他のメンバーは、必ず1人1回質問する。(努力目標です。)

論文をもとにディスカッションし始めると、はじめは「う~ん・・」と考え込んでしまいます。けれど、元となる論文が面白ければ、次第にディスカッションに なっていきます。この日取り上げられたのは「バレーボールのチームづくり」についての論文と、「自転車イベントを活用した観光産業の復興」についての論文でした。チーム作りに関しては、それぞれ自分たちが所属する部活動でも切実な問題があるようで、議論は尽きません。
他にも、これまでのゼミで以下のような話題が出ました。
・「試合中、どうすればプレッシャーに勝てるのか?」
・「トップアスリートは引退したらどんな仕事をするのか?」
・「ラグビーの試合でキックばかり使うのは良い作戦と言えるのか?」
・「高校野球の『特待生』の現状はどうなっているのか?」
・「武道の思想とされている「武士道」って一体どんな思想なのか?」
これらの疑問を持つことが、研究の第一歩です。疑問が明確になれば、あとは調べたり、考えたりすることが楽しくなっていきます。半期かけて少しずつ、スポーツ研究の基礎を身に付けていってほしいと願っています。
・「試合中、どうすればプレッシャーに勝てるのか?」
・「トップアスリートは引退したらどんな仕事をするのか?」
・「ラグビーの試合でキックばかり使うのは良い作戦と言えるのか?」
・「高校野球の『特待生』の現状はどうなっているのか?」
・「武道の思想とされている「武士道」って一体どんな思想なのか?」
これらの疑問を持つことが、研究の第一歩です。疑問が明確になれば、あとは調べたり、考えたりすることが楽しくなっていきます。半期かけて少しずつ、スポーツ研究の基礎を身に付けていってほしいと願っています。