教職課程活動ブログ

2025.09.26

教職課程小菅村合宿2025  2025.8.27~29   ~教育の原点に触れ、教育を熱く語りました~ (第2・3日目)

ブログ投稿者:教職課程

今回は、二日目最後のプログラム「ヤマメ捌き体験」と三日間の合宿を総括する「ミーティングⅣ」について報告します。

 多摩川源流体験の後、多摩川にも生息するヤマメを一人ずつ自分で捌く体験を行いました。最初に村の方が手本を見せてくださり、それを参考にしながらヤマメ捌きに挑戦しました。魚を捌いた経験のない学生も多く、はじめは魚を怖がっている学生もいました。わたし自身も魚を捌くのは難しいと思っていましたが、腹を開いて、内臓や血合いを丁寧に取り除くと、意外と簡単にできたことに驚きました。捌いた魚には塩をふり、串刺しにして焼くための下準備を行ないました。下準備が終わったヤマメは、スタッフの方々が炭火で焼いてくださり、夕食の一品として提供されました。ヤマメは、頭から尻尾までまるごと食べられ、身は柔らかく、ほくほくとした食感があり、とても美味でした。(2年Fさん)

最終日、小菅村中央公民館で行われたミーティングでは、2日間の体験をもとに小菅村の教育について話し合いました。学生は2班に分かれ、最初に30分ほどフリートークを行い、その後、班ごとに発表に向けた議論を進めました。私たちの班では、「少人数での利点が活かされている現状の中、今後成長した子どもたちが大人数でのコミュニティで求められる自立心や競争心を如何に育むか」という視点で激論を交わしました。具体的な解決策を提示するには至らなかったものの、村の「内の視点」「外の視点」の両側面で考えることの大切さが多く語られ、合宿での経験やこれまでの教職課程での学びを踏まえて班として意見をまとめることができたと感じています。最後に、舩木村長さんをはじめ、この合宿にご協力いただいた方々に各班の考えを発表し、ミーティングを締めくくりました。(4年Mさん)