経済学部ゼミブログ

2025.08.26
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- 経営学科
ゼミ合宿の意義
ブログ投稿者:経営学科 教授 山﨑秀雄
夏休みが始まったばかりの8月4日〜5日、山﨑専門ゼミナール第2部では、埼玉県の東秩父村にある古民家を借りて合宿を行いました。この古民家は、大正時代に建てられた木造家屋を、当時の趣を残したまま宿泊施設としてリノベーションしたもので、釜戸や手動ポンプでくみ上げる井戸水など、昔ながらの設備が一部そのまま残されています。
今回の合宿の第一の目的は、年末年始に予定されている成城大学との合同研究発表会および学内のゼミ大会に向けて、春学期に検討してきた研究テーマをブラッシュアップすることです。今年度の研究テーマは、春学期に輪読したアイエレット・フィッシュバック著『科学的に証明された自分を動かす方法』(東洋経済新報社、2023年)をもとに、人々のモチベーション(動機づけ)に関する内容となる予定です。
もう一つの大切な目的は、秋学期から本格化する研究活動に備え、ゼミ内の親睦を深めることです。研究に関する議論を終えた後は、それぞれが役割を分担してバーベキューの準備に取りかかりました。厳しい暑さの中、野菜を切ったり火をおこしたり、食器を準備したりと、みなで汗をかき、協力しながら作業を進めました。美味しい食事を楽しんだ後は、「夏といえば」の花火で合宿初日を締めくくりました。
もう一つの大切な目的は、秋学期から本格化する研究活動に備え、ゼミ内の親睦を深めることです。研究に関する議論を終えた後は、それぞれが役割を分担してバーベキューの準備に取りかかりました。厳しい暑さの中、野菜を切ったり火をおこしたり、食器を準備したりと、みなで汗をかき、協力しながら作業を進めました。美味しい食事を楽しんだ後は、「夏といえば」の花火で合宿初日を締めくくりました。
2日目は、宿の近くにある「道の駅 和紙の里ひがしちちぶ」で和紙漉きの体験を行いました。私たちが宿泊した地域は伝統的な手漉き和紙「細川紙」の産地で知られており、その制作技術は国の重要無形文化財およびユネスコの無形文化遺産にも登録されています。その歴史は非常に古く、774年の正倉院文書に記録が見られることから、1300年以上の伝統があるとされています(東秩父村公式観光サイト「ひがしちちぶ」より)。
最近は何かと「タイパ」や「コスパ」を重視する風潮があります。確かに、AIやオンラインツールを使えば効率よく知識を得ることも可能です。その観点からすると、準備や移動等に大きな手間がかかるゼミ合宿は、その対極にあるともいえます。しかし、上記のような多様な体験を仲間と共有できるのは、キャンパスを離れて実施する合宿ならではの魅力です。また、それらの体験は参加者一人一人の記憶に深く刻まれることでしょう。大変な努力を伴うゼミ合宿ですが、学びとして計り知れない意義があると考えています。