経済学部ゼミブログ

2022.01.11

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  • 金融学科

証券ゼミナール大会に参加しました

ブログ投稿者:金融学科 准教授 中嶋 幹

 中嶋ゼミの3年次は、自ら問いを立てて研究に取り組み、対外発表する(世の中に問う)ことに取り組みます。具体的な目標設定は、各学生の希望に委ねられます。今年度は、証券ゼミナール大会、日銀グランプリ、本学のゼミ大会の出場班に分かれて活動しました。ここでは、証券ゼミナール大会班の活動を紹介します。
 
証券ゼミナール大会は、全日本証券研究学生連盟が毎年開催し、証券・金融に関する諸問題に関心のある大学のゼミや研究会が参加します。参加者は、まず事前課題として提示される討論テーマに関する論文を作成します。ゼミ生が選んだテーマは「資産運用を促進するための金融教育」で、これからの時代に必要となる金融教育について研究を進めてきました。
 
次に、参加者が提出した論文が大会HPに公開されると、同じブロックに参加する他大学の論文を読み込みます。これにより、自分達にはない研究アイデアや視点に気付くことができるほか、自身のオリジナリティや長所・短所を踏まえて、大会当日の討論に臨むことができます。論文作成に当たっては、他のゼミ生から多くの意見をもらってブラッシュアップしてきました。また、討論に慣れるために、他大学との練習会に参加しました。本番に向けて準備万端です!
 
今年度の大会はオンラインで開催されました。当日、朝8時に集合にして最終チェックをした後(写真左)、9時にスタートした討論は(写真中央)、夜7時まで行われました。最後はドッと疲れが出た様子でしたが(写真右)、心地よい疲労感だったのではないでしょうか。表彰は叶いませんでしたが、「手応えはあった」「○○大学にだけは負けたくなかった」との感想からは逞しさが伺えました。1年間、真剣に研究に取り組んだ経験は、大きな自信になったのではないかと思います。