経済学部ゼミブログ

2009.08.06
- 経済学部
- 経営学科
マーケティングを学ぶ
ブログ投稿者:経営学科 尾上伊知郎

前期が終わり夏休みにはいりました。私のゼミでは各学年とも、マーケティングに関連するテーマを学習しています。1年生前期の教養ゼミでは、大学のゼミ ナールでの学習の基本的な進め方として、情報収集→分析→発表をどのようにすればよいのかを学んだ後、具体的なテーマとして「ヒット商品の分析」という テーマで3人1組のグループで最近ヒットした、あるいは今後ヒットしそうな商品を選び、なぜヒットしたのか、さらには今後も売上を伸ばすにはどうすればよいのか、について学生自身で考えをまとめ、ゼミの最終の授業で発表してもらいました。

「生キャラメル」、「エコカー」、「Fits(ロッテ社のガム)」、「クルトガ(三菱鉛筆社のシャープペンシル)」、「ブラックサンダー(有楽製菓社のお 菓子)」などがとりあげられ、製品の新しい特徴がどのような消費者に支持されたのか、広告やパブリシティー(有名人がマスコミでとりあげた、など)、価格の安さや減税の効果、小売店頭での商品の配置場所やディスプレイの方法などさまざまな要因が商品のヒットにつながっている、ということが理解できたと思い ます。学生もインターネットの検索で情報収集するだけでなく、図書館にはいっている専門誌やデータベース、また実際に小売店にでかけて商品の売られ方を観 察するフィールドワークなどで幅広く情報収集し、限られた時間で自分たちの考えをまとめ、発表ソフトを使って報告をする、ということを1年生としてはかな り高いレベルで実現できており、有意義なゼミになったのではないかと自負しています。
2年生のゼミでは、マーケティングの入門書を輪読 した後、「新事業計画」というテーマで6-7人のグループで事業を起こすという設定でグループ別での活動を始めました。まだ事業アイディアをだして情報を 集め、対象となる消費者をしぼりこみ、プランを固めていくという作業にはいったばかりですので、漠然としてはいますが、今後は夏休み中に集めた情報をもと に、各グループでマーケティング計画と収益の分析などをすすめていく予定です。
2年生のゼミでは、マーケティングの入門書を輪読 した後、「新事業計画」というテーマで6-7人のグループで事業を起こすという設定でグループ別での活動を始めました。まだ事業アイディアをだして情報を 集め、対象となる消費者をしぼりこみ、プランを固めていくという作業にはいったばかりですので、漠然としてはいますが、今後は夏休み中に集めた情報をもと に、各グループでマーケティング計画と収益の分析などをすすめていく予定です。
3年生のゼミでは、少しレベルの高いマーケティングのテキストを輪読し、ケースディスカッション(実際の企業の事例を読んだ後、自分がその会社の社長になったとして自分ならどのような戦略で運営していくかを議論する、というもの)を行い、7月に入って「ブランドマネジメント」というテーマでグループ別の活動を始めました。まだテーマが大体決まったという段階ですが、一応「水」、「コンビニ」、「居酒屋」というグループに別れ、今後は質問票調査などを実施 していくつかのブランド(会社)のイメージやブランドロイヤルティについて調査研究をすすめていく予定です。