経済学部ゼミブログ

2007.11.21

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文系の視点で環境問題を考えてみましょう

ブログ投稿者:経済学科  松川 勇

みなさんは環境問題と聞くと、理系のイメージを強く持つのではないでしょうか?私のゼミでは経済の視点から環境問題を勉強していて、文系の人ばかりです。
 
今勉強しているのは、デポジット制度です。これは、ビンや缶、ペットボトルの飲み物を買うときにいくらか余分に払い、飲み終わった後に容器を返すと余分に 払った金額が戻ってくる方法です。こうすれば空き缶や空きビンのポイ捨てが減って、環境がよくなります。また、空き缶や空きビンをきちんと返す人だけお金 が戻ってくるので、ポイ捨てするズルイ人はたくさんお金を払うことになり、公平になります。
 
教室で勉強していても、よくわからないこと があります。そこで、ゼミではデポジット制度を実際に採用している所へ行って調査しました。八丈島へ行ったグループは、企業にインタビューしてデポジット 制度の難しさを肌で感じました。甲府のサッカー・スタジアムへ行ったグループは、ポイ捨ての防止だけでなく、環境を守ろうとする甲府の人の気持ちに感激し ました。調査の結果を、ゼミのみんなで今まとめています。さて、結論は?
それは、またの機会にお話ししましょう。