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学生のみなさん

春学期の授業も間もなく終わり、セメスター科目試験期間、集中授業期間が過ぎると、いよいよ7月30日から夏季休暇が始まります。旅行やイベントなど、さまざまな計画を立てている方も多いと思いますが、このタイミングで感染力の強い新型コロナウイルス変異株が広がり始め、7月12日は東京都の感染者数も4か月ぶりに1万人を超えました。本学でも急に感染報告が増えています。
待ち望んでいた夏季休暇とは思いますが、このような状況ですので、あらためてコロナ感染防止対策についてお話をさせていただきます。

新聞報道などにもありますように、政府の専門家会議は感染拡大の第7波に入ったと認識しているとのことです。さらに、今後しばらくは感染者数が増加することが予想されますが、これまでのように緊急事態宣言などによる行動制限措置は講じられない見込みです。
感染リスクの高い場面などではこれまでと同様に、3密や大声での会話を避けること、熱中症にも気をつけながら換気、マスク着用など従来行ってきたことを徹底するようにしてください。

今回の夏季休暇期間は感染予防対策を講じたうえでの課外活動は許可していますが、一人ひとりが「自分そして大切な人を守る」ことをこれまで以上に意識して、慎重に行動されることを願っています。学期中と同様に毎日定時の体温測定や健康チェックを続けてください。日ごろからご自身の体調や平熱を知っておくことで、発熱に早く気づくこともできます。体調が悪いと感じた時は、外出を控え早めに医療機関を受診してください。普段会わない人との接触や大人数・長時間での飲食は控え、熱中症にも気を付けながらマスク着用を徹底し、手洗いや手指消毒も油断せずこまめに行うようにしてください。

感染が急拡大している今、ご自身やご家族、大切な方のために感染症対策をしっかりと継続し、良い夏季休暇を過ごしてください。
9月から始まる秋学期に元気なみなさんとお会いすることを楽しみにしています。