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2025.03.11
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お知らせ
メディア社会学科 宇田川敦史 准教授著『Google SEOのメディア論—検索エンジン・アルゴリズムの変容を追う』が刊行されます
著者より一言

検索エンジンであるGoogleは、いまや「インフラ」といってもよい、日常的なメディアとなっています。デジタル・メディアの問題については、AIやSNSが注目されますが、「検索」はいまだに多くの人が毎日のように行っている活動であり、Googleは世界でも最大のアクセス数を集めるプラットフォームです。
本書は、そのGoogleのようなプラットフォームが、どのようにブラックボックス化し、私たちの生活に浸透していったのか、その過程を「SEO(検索エンジン最適化)」という視点から歴史的に検証したものです。その歴史的・社会的なプロセスは、Google特有のものではなく、新しい技術が社会の中でどのように受け入れられ(あるいは忘却され)、それが日常的な「インフラ」として当たり前のものへと変容していくのかのモデルになりうるものです。現代のメディア環境の「変化」に関心のある多くの方にお読みいただければ幸いです。(宇田川敦史)
本書は、そのGoogleのようなプラットフォームが、どのようにブラックボックス化し、私たちの生活に浸透していったのか、その過程を「SEO(検索エンジン最適化)」という視点から歴史的に検証したものです。その歴史的・社会的なプロセスは、Google特有のものではなく、新しい技術が社会の中でどのように受け入れられ(あるいは忘却され)、それが日常的な「インフラ」として当たり前のものへと変容していくのかのモデルになりうるものです。現代のメディア環境の「変化」に関心のある多くの方にお読みいただければ幸いです。(宇田川敦史)