会長挨拶

未来に向け魅力ある大学へ

今年度の父母の会会長を仰せつかりました蒔山秀人と申します。よろしくお願い申し上げます。
 
初めに父母の会の役割について申し上げます。私自身父母の会役員になって4年目を迎えました。過去3年間の議論の中で、父母の会の役割は大きく二つあると考えます。
一つは学生達の安全かつ楽しいキャンパスライフ実現のためのソフト面でのサポート、もう一つは授業やサークル活動等の施設環境整備向上を後押しするハード面でのサポートだと考えます。言い換えれば、父母の会の役割は現在の子供たちの活動支援と武蔵大学の将来に向けた支援です。
 
今年度予算計画も、クラブ活動や学園祭(白雉祭)などの課外活動へのサポートと、2号館新築工事にともなう学生食堂支援を中心に、ソフト面・ハード面を組み合わせた計画となりました。私を含めた父母の会役員一同、皆様の期待に沿えるよう教職員の皆様と一緒に努力してまいります。皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
 
次に武蔵大学について申し上げます。武蔵大学は建学の精神(三理想)に基づき、「自立」「対話」「実践」を教育の基本目標とした人材養成を行っています。「リベラルアーツ&サイエンス」の理念に従って広範かつ深遠な総合知と特定の専門知ならびに他者と協働する力・実践力を育てることを目標としています。その理念はすばらしく、ゼミを中核としつつ専門の垣根を越えて学部横断的な交流もできるカリキュラムは、マンモス校では実現できない魅力だと思います。
 
武蔵大学は入学してから、また卒業してから良かったと実感できる大学です。残念ながら、まだまだ知名度が低く魅力が知れ渡っていません。他大学と間違われないよう、もっと努力が必要です。今まで以上に子供たちが卒業後に胸の張れる魅力ある大学になれるよう、教職員の皆様と一緒に盛り上げてゆきたいと考えます。皆様ご協力の程よろしくお願いいたします。
 
2024年5月 武蔵大学父母の会会長 蒔山秀人