在学中にプロデビュー、
キックボクシング王者を目指して

社会学部 メディア社会学科
堀 佑太郎
2022年4月入学

#社会学部 #課外活動 #在学生

キックボクシングはいつから始めましたか、始めたきっかけも教えてください。

1番最初に格闘技に触れたのは5歳の頃で、母に勧められたのがきっかけです。友達が通っていた空手道場に体験に行き、それがすごく楽しかったので空手を習い始めました。その後空手とキックボクシングを並行して、アマチュア王者を目標に取り組んでいました。しかし中々上手くいかず、試合には出続けていましたが、勝ったり負けたりの繰り返しでチャンピオンという目標には届かないまま1度競技を離れました。その後、小学校高学年から高校3年生までの約8年間は野球に没頭していました。
現在所属するキックボクシングのIDEAL GYMに入会したのは大学入学のタイミングです。野球は高校で区切りをつけ、大学でも何かスポーツをしたいと思った時に思い浮かんだのが、幼少期にやっていたキックボクシングでした。

昨年10月にプロデビュー、おめでとうございます。プロテスト合格までの苦労など、プロ入りまでの道のりを教えてください。

プロを目指したきっかけは、2022年6月19日に東京ドームで行われたキックボクシング大会「THE MATCH」をみて感動したことです。5万人を超える観客を沸かせる選手たちのパフォーマンスに圧倒されて、自分も人に感動を与えられるような選手になりたいと思いました。
デビューするためには、アマチュア大会において優秀な成績が求められます。そのために週5〜6日の練習に励み、34戦32勝2敗8冠という戦績を残してプロデビューをしました。苦しかったのは、当時のアマチュア王者と戦い、敗戦した11戦目の時です。それまで負けなしの10連勝を記録していて、当時は「無敗でプロデビュー」しか考えていなかったので、それが崩れて放心状態でした。しかし今思えば、負けたからこそ自分を見つめ直すことができた、いい機会だったと思っています。

プロデビュー戦はいかがでしたか?

最悪のプロデビュー戦でした。アマチュア戦績からも多くの人に期待していただき、後楽園ホールという大舞台でのデビュー戦でしたが、結果は2R KO負けで、プロの洗礼を思いっきり浴びました。ずっと憧れていた舞台でのプロデビューだったので、本当に悔しかったです。

キックボクシングと大学生活の両立は大変ですか?工夫していることや大変なことがあれば教えてください。

 特別大変に感じたことはないです。大学から所属ジムが近いこともあり、空きコマの時間に練習に行ったりしています。また、武蔵大学は春休みが長いため、休暇期間は練習に打ち込んでいました。学業と両立しながら何かにチャレンジしやすいのも、武蔵大学の魅力の1つだと思います!

卒業後の進路やビジョンについて今考えていることを教えてください!

大学卒業後は企業に就職しながらプロとして競技を続けるハイブリッドキャリアを築いていこうと思っています。
人の倍大変だとは思いますが、人の倍の経験ができると思っていてワクワクしています!どのスポーツをやるとしても身体は加齢とともに衰えるので、プロとしては35歳くらいが限界かなと思っています。そう考えるとバリバリに動けるのも残り10年ちょっとなので、今しかできないことに全力でチャレンジして後悔のない人生を歩みたいと思っています。
目標はプロで王者になることです!必ず達成するために限られた時間の中、日々のトレーニングに全力で取り組みます!もちろん仕事にも全力で!是非、今後の堀佑太郎に注目していてください!!