学部横断ゼミブログ

2026.10.01

デジタルツールを活用した主体的な学び

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

 9月28日(月)の2時限目に授業が行われました。授業に先立ち、1時限目の時間を活用して、春学期の履修生2名に、「Teamsと授業用SNSの活用方法」をテーマとしたレクチャーを行ってもらいました。
 
本授業では、教員が調査・分析の方法を細かく指定するのではなく、本学の建学の理念である「自ら調べ、自ら考える」のもと、学生たちがチームで話し合いながら計画を立て、主体的に活動を進めていきます。
今回、ゲストスピーカーとして登壇した春学期の履修生たちは、授業用SNSを単なる情報共有の場としてだけでなく、チーム内のコミュニケーションを活性化するツールとして活用していたことを、具体例を交えながら紹介してくれました。そして最後には、「誰かではなく、あなた自身が行動する」というメッセージを後輩たちに送りました。その言葉からは、自ら成長したいという思いを持って取り組めば、大きく成長できることが伝わってきました。
 その後、授業の冒頭では、教員から生成AIの活用方法についてのレクチャーも行いました。教員からは、「AIは答えを出すための道具ではなく、次に何を調べるべきかを考えるための道具として活用してほしい」というアドバイスがありました。
春学期の履修生からは、「AIに質問するときのプロンプトを20ページ分作成した。その際、授業用SNSやTeamsに保存しておいた議事録や調査内容を活用した」という体験談も紹介されました。学生たちは、この話を通して、生成AIは使い方次第で思考をさらに広げ、深めることができるツールであることを実感したようです。
 
このように本授業では、授業用SNSやTeams、生成AIなどのツールを効果的に活用できるよう、教員や過去の履修生によるレクチャーの機会を設けています。限られた時間の中で多くの課題に取り組む本授業では、情報共有の速さや思考の深さ、そしてチームビルディングが重要になります。そのため、学生たちにはさまざまなツールを積極的に活用しながら、自分たちなりの使い方を見つけ、課題解決に生かしてほしいと考えています。
 
最後に授業後の学生の日記を紹介します。
「今回のチーム活動では、過去にこのプロジェクトを履修していた先輩方からも助言をいただいた。話し合いで行き詰まった際にも、私たちの考えを汲み取り、分かりやすく整理してくださる姿から、広い視点で物事を捉えて相手の考えを言語化する力の大切さを感じた。特に、「企業が掲げる強みを鵜呑みにせず、根本を疑ってみる」という考え方が印象に残った。企業が発信する情報をそのまま受け取るのではなく、「本当にそうなのだろうか」と一度立ち止まって考えることが、企業を深く理解するために重要だと感じた。また、企業や取引先との関係を考える際には、論理や数字も重要である一方、数字だけに捉われても議論が滞るため、さまざまな視点を組み合わせる必要があると学んだ。」
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