学部横断ゼミブログ

2026.06.18

AIを活用しながら思考の幅を広げる

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

6月15日(月)の2時限目に授業が行われました。今回は、7月4日(月)に一般公開で開催される最終報告会で発表する、<課題提供企業を取り巻く課題>と<その課題を解決するための提案>のラフ案を紹介してもらいました。

発表後には、相手チームから疑問点や意見が次々と寄せられ、履修生たちの成長が感じられました。教員からは、「なぜそこに着目したのか」「ステークホルダーとの関係性をしっかりさせたほうが良い」など、たくさんのフィードバックがありました。提案を考えることは決して簡単なことではありませんが、ぜひ自分たちの<わくわく>した気持ちを込めた提案を考えてほしいと思います。

先週は、授業外に教員から生成AIのプロンプト作成のコツのレクチャーが行われました。実際に、1チームは自分たちの調査内容のうちAIに入力してよい情報を丁寧に精査し、自分たちの考察とあわせてAIに投げかけながら、不足している論点や追加で調べるべき点を洗い出していました。こうして得られた示唆をもとに、さらに調査や議論を深めていったようです。
<タイパ・コスパ>を重視する今の大学生にとって、すぐに答えが出ないこの授業の課題は、ジレンマと向き合うプロセスそのものが大きな挑戦です。しかし、考察すべき部分を自らの頭で乗り越えなければ、真の力は身に付きません。
履修生たちが課題提供企業であるアイリスオーヤマ株式会社を取り巻く課題を多方面から考察するプロセスを通じて、この授業の目的の一つである未知の問題に向き合うための基礎となる【考える力】と【世界観】を育んでいくことを期待しています。

最後に授業後の学生の日記を紹介します。
「AIの使い方は理解できたが、改善点はAIからの回答を読み取る力が足りない点だ。プロンプトは完成したが、そのレベルに応じた回答が返ってくるため、理解するのにとても時間がかかった。その読み解く時間は、今後しっかりと確保するようにしたい。また、その際にわからないことを明文化できる能力を身に着けたい。 次に、提案において多様な状況の想定や現実的な状況を十分に考慮しきれていなかった点だ。「若者」という軸を置き、私たち若者の目線から考察しようとしていたが、若者といっても私たち自身がまだ知識不足であったり、経験の少ない分野であることに気づかされた。」

【お知らせ】7月4日(土)最終報告会開催のご案内

学部横断型ゼミナール・プロジェクト(授業名「学部横断型課題解決プロジェクト」)の最終報告会を開催します。
どなたでも学生の発表を聴くことができます。

・開催日時・場所:2026年7月4日(土) 10時00分~・武蔵大学1号館1101教室(オンライン同時開催)
 事前予約不要です。ただし一般の方でオンラインからの視聴をご希望の場合は、事前申し込みが必要です。

*最終報告会当日のプログラムの詳細や申し込み方法はこちらから

*学部横断型ゼミナール・プロジェクトのHPはこちらから

【在校生へのお知らせ】2026年度秋学期履修生追加募集について

授業「学部横断型課題解決プロジェクト」では、2026年度秋学期履修生を募集中です。

□申込期間:2026年7月7日(火)まで
□追加募集対象学部・学年:全学部の2年次以上
(本来、秋学期の履修対象者は全学部・全学年ですが、すでに決定している履修者の学部や学年のバランスを考慮して、今回の追加募集は募集対象学部の2年次生以上とします。)

詳しくは、学生ポータルサイト3Sの掲示板でご確認ください。