学部横断ゼミブログ

2021.01.25

2020年度後期最終授業

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

1月18日(月)2時限目に授業がオンラインで行われました。12月19日の最終報告会後の授業では、これまでの活動について個人とチームの両視点から振り返ってきました。今回の授業では今後の活動について考えていくために、過去に履修した4年生をゲストスピーカーに招いて授業を実施しました。

授業のはじめに教員から、フェーズ2(中間発表会以降)の授業用SNSにおける個人のポイント合計数が発表されました。フェーズ1のポイントと比べてみると、フェーズ2は情報を取りにいこうとする姿勢やチームメンバーにコミュニケーションを働きかける結果が見られましたが、2チームともにチームビルディングにおいては、苦みながらの活動でした。

教員からは「社会は1人では成り立たない。どこにいても相手を認めること、その上で組織の中で自分をどういう風に表現していくのか考えていくことで、良い組織づくりができるのではないか」というアドバイスがされていました。

他者とのコミュニケーションの在り方について再確認した上で、4年生から「横断ゼミを履修したことが、学生生活や就職活動にどう生かすことができたのか」について、話してもらいました。4年生たちは、「全力に取り組むことは楽しいのだということが、横断ゼミの経験で感じた。留学期間中も全力で取り組むことができた」「困難に立ち向かう自信がつき、コロナ禍の就職活動も乗り切ることができた」「自分自身に向き合い、現状を客観視することの大切さを感じ、日記を書くことを授業後も続けている」「相手をリスペクトすることが大切だと分かった。相手の長所が分かるまで、話し合うことが大切だと感じている」などを発表してくれました。

4年生の発表から、チームで課題を解決していくプロセスの中で「ものの見方や考え方」を広げていく力を養い、その後その力を持って自分や他者と対話する中で、それぞれが持つ個性を見つけ出すことを大切にしていることが感じられ、非常に嬉しく思いました。

2020年度後期の三学部横断ゼミの授業は終了です。担当企業の『CSR報告書』を協働して作成するという課題を通して、得た知識の中から自分たちの考えを生み出すこと、論理的に説明すること、相手に伝わる表現方法を探ること、チーム活動の中で他者にどのように働きかけていけば組織が活性化していくかなど、たくさんのことを経験しました。ここで培った力をぜひ次のステージで発揮してください。

【在校生へのお知らせ】2021年度履修申し込み受付中

授業「学部横断型課題解決プロジェクト」(通称:三学部横断型ゼミナール・プロジェクト)は、2021年度に前期、後期それぞれ1クラス開講を予定しています。

前期は次年度2年次生以上、後期は全学年が履修対象となります

下記期間で履修申し込みを受付中です。

申し込み方法の詳細は3sでご確認ください。

 

□申込期間:2021年1月15日(金)~2021年2月8日(月)23時59分まで