学部横断ゼミブログ

2016.10.20

充実した議論を行うために

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

20161017月2
10月17日(月)の2時限目と3時限目に授業が行われました。今回の授業では、終始意見が飛び交い、チームの話し合いの内容がどんどん濃いものになってきているように感じました。
20161017月3
学生たちは回を重ねるごとに、しっかり調査し考えた上で授業に参加するようになり、課題に真剣に向き合おうとする姿勢が伺われます。発言することが苦手だと感じている学生にはメンバーが問いかけするなど、発言しやすい雰囲気づくりも心がけているようです。話し合いによって全体の構成、コンセプトが明確になってきたチームもあれば、まだまだ発表までの道筋は曖昧で、自分たちなりの答えにたどり着くまでもうひと踏ん張りが必要なチームもあります。
20161017月2-2

本学の建学の三理想に「自ら調べ自ら考える力ある人物」の育成があります。本学は開学以来、ゼミによってその育成に注いできた伝統があります。

この授業でも、ゼミナールという少人数のコミュニティーの中で、他者との<議論>を通じて、自主性やコミュニケーション能力の育成を目指しています。ぜひ<充実した議論>を行うための方法を自分たちで模索してください。

20161017月3-2

自ら時間と手間をかけて調べあげた先には、何かが必ず見えてきます。学びを積み上げていく姿勢を大切にしてほしいと思います。

今週は一つの山場です。再来週のプレ発表を目指してチーム全員で頑張ってください。

最後に授業後の学生の日記を紹介します。

「今回、この間まで明確にはなっていなかった「何か」のヒントがつかめた。このヒントが見つかった時にいままで自分たちでしらべてきた物と、繋がりがあり、一気に視界がひらけ、情報は多めにしらべて、持っておき、それがどこかのタイミングで絶対に役に立ってくるのだなと感じ、嬉しさを感じた」

 

「今回の授業で一番感じたのは、前回・前々回よりは自分の意見を伝えることに抵抗がなくなってきたということだ。今はまだ完全というわけではないが、少しずつ変わってゆけているのではないかと思う。目の前で成されている議論に対して耳を傾けるだけではなく、自分の意見を発信してより積極的に参加していければと思う」