3S
学部横断ゼミブログ
2014.05.01
フェーズ1④･･･話し合いの中で
ブログ投稿者：学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤普子
4月28日（月）の2時限目と3時限目に授業が行われました。
この授業は、チームでの＜話し合い＞が中心となります。このプロジェクトを通して、充実した議論を行うための方法を学生自身が模索していきます。学部ごとのチーム活動も、チームメンバーになれていないせいなのか、調査不足なのか、議論に参加できていないメンバーもいました。「うまく話そうとせずにまずは考えたことを発信してみては」と教員がアドバイスする場面も見られました。
この授業の課題は答えが決まっていません。調査・分析してその内容について話し合う中で、自分達の視点を見つけていくことが求められます。そのためには、まだまだ資料を集め、「なぜ？」と思うことに頭を使って考えていくことが必要になります。考えぬくことに時間をかけないと、稚拙な発表になってしまう可能性もあります。考えること、そしてそれをチームで話し合っていくことで、チームの主張するべき芯の部分が見えてきます。
自分の調査してきたことをチームメンバーに説明しようとしても、なかなか思うように伝えることができないもどかしさを感じる学生もいたようです。言葉だけでは難しいならレジュメを作成したり、事前にSNSで概要をアップするなど、工夫しながらチームメンバーとの情報共有に努めてほしいと思います。
月曜3時限の人文学部の2チームは、ブレーンストーミングとKJ法を使って企業風土について、自由にアイディアを出し合っていきました。たくさんのポストイットに書かれた言葉をグループ分けしていくことで、これまで調べてきた企業情報を整理していました。チームで作業する中で、さまざまな「気付き」があり、改めて課題の意味を受け取ることができたのではないでしょうか。
来週はG.Wのため授業がお休みです。次回5月12日の授業で各チームの調査が＜話し合い＞の中でどのような方向性にたどり着いているのか、楽しみにしたいと思います。