学部横断ゼミブログ

2013.10.15
フェーズ1⑤・・・チームの視点
ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤普子

10月14日(月)は祝日でしたが、2時限目と3時限目に授業が行われました。
11月9日の中間発表会を前に10月28日の授業ではプレ発表を予定しています。そろそろ調査してきた内容をどのようにまとめていくのか考える時期になっています。一人の意見ではなく、チーム全体の意見としてどうまとめるのか、議論を重ねていきます。

授業中はどの学部もチームごとに活発な意見が交わされていました。自分の意見を言うだけではなく、相手の意見もしっかり聞きそこから何かを汲み取ろうとする傾聴力を感じさせられる授業でした。
月曜3時限人文学部のクラスでは、ブレインストーミングとKJ法を用いて、これまで調べてきた企業情報を整理しました。思いつくままに、今まで調べてきた企業の調査内容を単語にし、ポストイットに書き込んでいきました。そこから意外な言葉が出てきたり、言葉にする難しさを感じたり、チームそれぞれに発見があったようです。

ある学生は日記でこのように書いていました。
「チームで話し合う中で大きな課題が見えてきた。それは「何のために中間発表を行うのか」という根本的な目的を見失ってしまっていたことだ。そのため、そもそもCSRとはどのようなものなのか、チーム全員で情報を共有できておらず、それぞれがバラバラな方向を向いて発表を行ってきてしまった。発表者側が伝えたいことをしっかりとした軸として持ち、それを表現して初めて聞き手に伝わる。これまでの私たちは週1回の発表に気をとられすぎて表面上だけのCSR活動についてしか考えていなかった。社会学部の課題は、「CSRの概念」について調べ、報告することである。今回は目的・ゴールを見失いかけていたことに気づき、方向を修正する良い機会となった」
答えは自分達で見出さなくてはいけません。頭を使い、考え、議論し、チームで言いたいことの芯は何かを探してほしいと思います。これからが勝負です。