学部横断ゼミブログ

2013.10.10

フェーズ1④・・・情報を集める

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤普子

20131007月2経済

10月7日(月)の2時限目と3時限目に授業が行われました。

 

11月9日の中間発表会に向けて、まずは学部ごとに与えられた課題を解決するための資料を集め、各自の集めた資料を読み込み、授業中にはそれを持ち寄って議論を進めていきます。今まで学んだ知識を生かせることもあれば、理解できないときは、また資料を集めるという作業になります。

20131007月3社会

笠原経済学部助教は今回の日記で「先が見えない不安感から、調べていく中である一定の枠を決めてしまいがちですが、実は枠を決めないで調べていかないと次から次へと情報は見つかりません。つまり、目的のものを調べたら安心してしまい、それで終わりになってしまいます。どこまで広がりのある情報を得られるかがポイントです」と書いていました。

そして真保人文学部助教は「どのような分野・種類・規模の研究でも時間と手間をかけずには進まないということである」と書いていました。

20131007月3人文

しっかりと資料準備をしている場合は議論も活発になり、自分達の視点がうまれます。しかし「これくらいでいいだろう」と思ってしまったら、それなりの議論・結果しか出てきません。妥協することなく、<広くそして深く>、調査・分析を進めていってほしいと思います。

そして最終的には着地点を見出し、自分たちなりの答えを出してもらいたいと思います。

最後に学生の日記を紹介します。

「全体の流れはとてもうまくいっていたと思う。うまくいっていたというのは、スムーズに行われたという意味ではなく、“わからないことをわからないという 発見”したり“新たな疑問の発見”、“謎のキーワードの発掘”であったり自分たちが調べてきたものをただ発表したり説明したりするだけではなく、そこから 新しく調べるべきものを発見するというのは集まる価値があるということだと思う。90分(昼休みも使っているのでそれ以上だが)の時間を有効活用できていると手応えを感じる」