学部横断ゼミブログ

2013.07.09
2013年度前期最終報告会
ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

7月6日(土)に、課題提供企業の担当者の方々を迎えて最終報告会を開催しました。
最終報告会は、一般に開放しての発表となり、今回も父母の方をはじめ在校生、卒業生など多くの方々に聴講していただきました。
4チームとも前日までにCSR報告書を完成し、発表当日は発表練習を直前まで行っていました。「もっといい内容で」と事前まで原稿を訂正し、チームで作業する目は真剣そのものでした。

終わって一人ひとりの心には何が残ったのでしょう。発表に満足している学生もいれば、後悔が残っている学生もいるようです。
なぜチームがうまく機能したのか、しなかったのかを考えるとき、それぞれの人が置かれた立場や能力に応じて、チームや組織がうまく機能するように、様々な役割を演じることができたのかどうかを考えてみるといいのかもしれません。
一番目立つリーダーだけではチームや組織は動かない、地味な役回りの人も必要なのだということが、この授業を通して感じることができたのではないでしょうか。
なぜチームがうまく機能したのか、しなかったのかを考えるとき、それぞれの人が置かれた立場や能力に応じて、チームや組織がうまく機能するように、様々な役割を演じることができたのかどうかを考えてみるといいのかもしれません。
一番目立つリーダーだけではチームや組織は動かない、地味な役回りの人も必要なのだということが、この授業を通して感じることができたのではないでしょうか。

学生の日記を紹介します。
「自分は文章を書くことが本当に苦手で、書きたいことをイメージはできるが文章に出来ない。そんなときそれが得意なメンバーにアドバイスをもらったり、イメージを伝えて一緒に考えてもらったりして自分一人じゃ出来ないことも支えてもらうことで出来た。逆に、自分は感性を生かしたことが得意だったらしく、色やデザインなどでチームを支え、貢献することが出来たのではないかと思う。一人で行き詰っていたとき、メンバーに意見をもらったり議論をすることにより、解決策が生まれたり、新しい視点から見ることができたり、今までに無かった素晴らしいものがパッと出てきたりする。1人だと1しか出てこないものも、皆で共有することで何倍にもなってすごいものが生み出せる。しんどいと思うきも正直あった。しかしそんなとき、メンバーがパワポを必死に作る姿、原稿を考えている姿、黙々と作業をする姿、熱く議論している姿を見て、自分も負けられない。もっと頑張らなきゃ。と思えた。各々得意なことを生かしてメンバー同士で支え合い、切磋琢磨してきたからこそ最高の発表が出来たのだと思う。これこそ自分たちがテーマにした「綱がり」だと思った。皆がチームのためにできることを考え、最膳を尽くす。それが繰り返されたことにより、綱となって最高な発表、CSR報告書を完成出来たのだと思う。」
「自分は文章を書くことが本当に苦手で、書きたいことをイメージはできるが文章に出来ない。そんなときそれが得意なメンバーにアドバイスをもらったり、イメージを伝えて一緒に考えてもらったりして自分一人じゃ出来ないことも支えてもらうことで出来た。逆に、自分は感性を生かしたことが得意だったらしく、色やデザインなどでチームを支え、貢献することが出来たのではないかと思う。一人で行き詰っていたとき、メンバーに意見をもらったり議論をすることにより、解決策が生まれたり、新しい視点から見ることができたり、今までに無かった素晴らしいものがパッと出てきたりする。1人だと1しか出てこないものも、皆で共有することで何倍にもなってすごいものが生み出せる。しんどいと思うきも正直あった。しかしそんなとき、メンバーがパワポを必死に作る姿、原稿を考えている姿、黙々と作業をする姿、熱く議論している姿を見て、自分も負けられない。もっと頑張らなきゃ。と思えた。各々得意なことを生かしてメンバー同士で支え合い、切磋琢磨してきたからこそ最高の発表が出来たのだと思う。これこそ自分たちがテーマにした「綱がり」だと思った。皆がチームのためにできることを考え、最膳を尽くす。それが繰り返されたことにより、綱となって最高な発表、CSR報告書を完成出来たのだと思う。」

この授業の課題には正解がありませんが、学生たちがそこに立ち向かっていき、リアルな人との関わりつまり<対話>が真剣にできたときに、学生たちの大きな飛躍が感じられることができます。この授業もラストに近づいてきましたが、まだ終わりではありません。最後までチームメンバーとの<対話>を通して、さまざまな気付きを持ってくれることを期待します。